米粉麺などの米粉加工食品に適した北海道向けの高アミロース水稲新品種「北瑞穂(きたみずほ)」を育成
2012年12月18日
農研機構 北海道農業研究センターと国際農林水産業研究センターは、米粉麺などの米粉加工食品に適した高アミロース水稲新品種「北瑞穂」を育成した。「北瑞穂」のアミロース含有率は約30%で、一般の品種よりも約10ポイント高い。そのため粘りが少なく、炊飯米はパサパサして食味は大きく劣るが、米粉麺やライスパスタに加工しやすく、食味にも優れる。また、米粉クッキーに加工すると、従来の品種とは異なるサクサクとした食感を得ることができる。米粉加工品など主食用以外の新たな用途により、米の消費量を増やし、わが国の食料自給率を向上させるアイテムの一つとして期待される。
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