湿害に強い牧草フェストロリウムの新品種「東北1号」の最適な刈取り体系を考案
2012年07月27日
-耕作放棄水田への導入が期待-
農研機構 東北農業研究センターは、寒冷地向き牧草であるフェストロリウムの新品種「東北1号」について1、2番草の刈取り日を異にした様々な刈取り体系で3年間、収量及び生育に伴う栄養成分の変化を調査し、栄養価の高い牧草を最も多く収穫できる刈取り体系を明らかにした。この刈取り体系での年間TDN収量は約1t/10aで、3年程度の連続利用が可能。 東北地域でも年々増加している耕作放棄水田の多くは排水不良なため、従来の牧草では導入が不可能だったが、「東北1号」は耐湿性が強いので、このような耕作放棄水田でも高い収量性が期待できる。
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