茎葉が多収で、糖含量が高く、倒れにくい稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
2010年07月20日
―飼料としての品質向上をめざした、ホールクロップサイレージ専用飼料イネ品種―
農研機構 近畿中国四国農業研究センタ-は、発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ:WCS)用として、水稲新品種「たちすずか」を育成した。この品種は、牛にとって消化の悪い籾が少なく、消化の良い茎葉の割合が高い特徴がある。籾と茎葉を合わせた収量はWCS用専用品種の「クサノホシ」よりやや多収。また、発酵に必要な糖の含量が従来の品種と比べて大幅に高いという特性を合わせ持っており、さらに非常に倒れにくく、栽培しやすい点もこの品種の特徴となっている。
詳細はこちらから