重イオンビームで四季咲きサクラの品種改良に成功
2010年01月18日
(独)理化学研究所 仁科加速器研究センター生物照射チームは、サクラ種苗家のJFC石井農場(山形県山形市釈迦堂)と協力し、重イオンビームの「炭素イオン」を山形13系敬翁桜に照射、野外栽培では春と秋の二季、温室栽培ではいつでも花が咲く四季咲きサクラの新品種「仁科乙女」の作出に成功。農林水産省に品種登録出願を行い、2009年12月15日に受理された。新品種は低温にさらす休眠打破が不要で、一年中花を咲かすことができ、南方でも咲くサクラとして楽しむことができる。
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