提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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(農研機構)X線CTを用いた水田のイネ根系の可視化

2025年4月17日

土中の肥料を効率的に吸収できるように根系(根の形態)を改良することは重要であるが、ほ場で栽培された作物の根系を計測するには、掘り出し、土を洗い流す必要があり、労力がかかる上、根の形が崩れるなどで、これまで根系の評価は困難であった。上記の問題を解決するため、農研機構は、水田から収集 … 全文を読む>>

(農研機構)「害虫忌避剤プロヒドロジャスモンを用いたアザミウマ防除技術標準作業手順書」を公開

2025年4月10日

農研機構は、「害虫忌避剤プロヒドロジャスモンを用いたアザミウマ防除技術標準作業手順書」を作成、ホームページに掲載した。本手順書では、アザミウマ類の防除を必要としている全国のトマト・ミニトマトの生産者や普及機関に向け、技術の概要や特徴、作業手順、検証事例などを紹介し、本防除技術を導 … 全文を読む>>

(農研機構)日本のキュウリのゲノム配列を初めて高精度で解読-DNAマーカーによる品種育成を加速化-

2025年4月 9日

農研機構は、DNAマーカーを用いたキュウリの効率的な品種育成を進めるため、近代の日本のキュウリ品種の元祖ともいうべき重要な品種である「ときわ」のゲノムを高精度に解読した。 キュウリのゲノムの解読は難しいとされてきたが、ロングリードシーケンス技術を用いて、高精度の解読に成功。「とき … 全文を読む>>

(農研機構)地域に蓄積された栽培データを活用し収量変動要因を解析-丹波黒大豆の収量安定化に向けた新たな水管理指針を提供-

2025年4月 3日

農研機構は、丹波黒大豆を栽培する丹波篠山市の生産者ほ場で16年間にわたり蓄積された栽培データをもとに、黒大豆の収量変動要因を解析した。この解析には、農研機構が開発した「大豆灌水支援システム」と、新たに構築した収量推定モデルをツールとして活用。その結果、10月上旬の土壌水分管理が収 … 全文を読む>>

(農研機構)AIを用いたモモ樹の水ストレス画像診断技術を開発-適切なかん水判断を可能に-

2025年3月24日

農研機構は、深層学習を利用したAIにより、モモ樹の水ストレス状態を画像診断する方法を開発。この方法では、樹を撮影した動画を解析することにより、樹体の大きい果樹でも画像診断が可能である。樹の水ストレス程度を簡便に推定することで、適切なタイミングでのかん水が可能となり、果実の品質向上 … 全文を読む>>

(農研機構)カンキツの高品質果実生産技術「シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)」における管理導入支援アプリを開発

2025年3月19日

農研機構で開発したNARO S.マルチは温州ミカン等において、樹体に適度な乾燥ストレスを付与することで安定的に高品質果実を生産するための技術である。この技術の導入には排水設計の事前診断が望ましく、専用資材等の購入・施工が必要である。また、導入後は気象や土壌の状況に応じて灌水が必要 … 全文を読む>>

(農研機構)ハマササゲがもつ"最強"の耐塩性機構が明らかに-作物の耐塩性 開発に期待-

2025年3月12日

農研機構、量子科学技術研究開発機構、筑波大学、東京大学の研究グループは、アズキの近縁種の中でも最も塩害に強いハマササゲがもつ耐塩性機構を明らかにした。 ●他の植物より多くのナトリウム排出ポンプの遺伝子(SOS1)が根で発現し、高いナトリウム排出能力を持つこと ●根の内皮に他の植物 … 全文を読む>>

(農研機構)作物病害の原因となる植物群落の結露と気象条件との理論的な関係を世界で初めて定量化-病害発生予測への活用が期待-

2025年3月11日

植物群落の結露は、いもち病などの病害発生の原因となるが、農研機構と北海道大学低温科学研究所は、熱と水蒸気の出入りを考えた理論的な方法によって、植物群落の結露のしやすさ(結露速度)と気象条件との間の関係を世界で初めて明らかにした。 群落の結露速度は3つの気象条件(気温、相対湿度、有 … 全文を読む>>

(国際農研)45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明-熱帯地域の環境負荷軽減と土壌肥沃度向上の両立に貢献-

2025年3月10日

国際農林水産業研究センター(国際農研)は、タイ農業局と共同で実施してきた45年以上にわたる化学肥料と有機物の農地施用に関する長期連用試験データを解析し、畑地での化学肥料と有機物施用の組合せが土壌炭素貯留量の増加に効果的であることを明らかにした。今後、さらなる長期連用試験データの分 … 全文を読む>>

「みちしずく」の導入による安定生産と農薬の削減

2025年3月 6日

「みちしずく」の導入による安定生産と農薬の削減

はじめに  焼酎造りが盛んな南九州には160を超える蔵元があり、さまざまなカンショの品種が焼酎の原料に使われているが、「コガネセンガン」はその主力品種として南九州で栽培されているカンショ品種のシェア5割を占め、基幹品種として地域農業および焼 … 全文を読む>>

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