（株）サカタのタネは、低温期の肥大・伸長性に優れ、秀品率が高く、１２～３月収穫に適する冬どり用一本ネギ『冬扇シオン』（ふゆおうぎしおん）の種子を営利生産者向けに２０２３年１１月下旬から発売する。

一本ネギは生育期間が長く、冬どり用ネギの生育前半は梅雨から夏に当たる。この期間は大雨で圃場に水がたまることによる湿害発生や高温乾燥が原因で、欠株が発生しやすい時期である。最終的な収穫量に直結するため、欠株のしにくさは生産者にとって重要なポイントであり、湿害、高温乾燥による欠株が少ない『冬扇シオン』は冬どり一本ネギの安定生産に貢献する。

『冬扇シオン』の特徴
●草姿が立性で株ぞろい、秀品性の高い品種
●低温期の肥大・伸長性に優れ、年明け以降の収量性が特に高い
●夏越ししやすい。また、台風などの強風時の倒伏が少なく曲がりも少ない

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