機能成分ケルセチンを多く含み長期貯蔵が可能なタマネギ「ケルたま」
2016年02月02日
タキイ種苗は、タマネギに多く含まれるケルセチンに注目し、従来の秋まき品種の約2倍の含有量を目標に育成に取り組んできた。数年間の試作において目標通りの特性を確認できたことから、このたびファイトリッチシリーズの一つ、「ケルたま」として新発表することとなった。
「ケルたま」の品種特性
●機能性成分ケルセチンが多い
体内で発生した活性酸素を除くと言われる機能性成分「ケルセチン(配糖体)」を、従来秋まきタマネギの約2倍含有する。ケルセチンの影響で肉色はやや黄みを帯びる。また、スープや煮物にすると甘みが引き立つ。
●晩生の高貯蔵品種
熟期は晩生で玉しまりとそろいがよく、貯蔵中の萌芽や尻部の動きが遅く、長期貯蔵に向く。
●きれいな皮色で美しい外観
皮は密着性にすぐれ、濃赤褐色で美しいツヤがある。
●草姿立性で作りやすい
葉は濃緑で草姿立性。晩抽性が高く栽培しやすい。
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