(クボタ)担い手農家向け普通型コンバイン「ERH450」を新発売 ~高い作業能力で、品質の良い作物を高能率に収穫~
2016年02月01日
(株)クボタは、国内特殊自動車3次排ガス規制に対応したディーゼルエンジンを搭載した、大豆や麦、そば、雑穀などを収穫する普通型コンバインを新発売します。作業能力・精度を向上し、操作性・居住性を高めたほか、ICTを利用した営農・サービス支援システム「クボタスマートアグリシステム(以下KSAS)」を搭載し、担い手農家を力強くサポートします。
- 【商品名】
- クボタ普通型コンバイン ERH450(45馬力)
- 【発売日】
- 平成28年3月1日
- 【主な特長】
- (1)特殊自動車3次排出ガス規制(19~37kWクラス)に適合する最新ディーゼルエンジンを搭載
○燃料噴射をコンピュータで細かく制御する「コモンレールシステム」や「EGR(排ガス再循環)システム」、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集する「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)」などを採用し、規制をクリアした、クリーンな排気を実現しました。 クラス最大の45馬力、排気量1,836Lのエンジンの搭載により、最高作業速度1.38m/秒で余裕のある刈り取り作業が可能です。 - (2)高能率・高精度な刈取り作業の実現
○作物を脱こくする受け網(コンケーブ)の形状を、丸パイプ格子形状に変更することで、刈取り時のひっかかりが少なくなり、豆の汚れと損傷が低減できます。
○また、わらくずを選別するプレート(チャフプレート)の形状をクシ形に変更することで、風抜けが良くなり、選別性能が向上しました。雑草や高水分状態の大豆の刈り取りといった悪条件でも、品質の良い作物を高能率に収穫できます。 - (3)2本の多機能マルチレバーで操作性がさらに向上
○運転席前方のマルチワンレバーにモンロー左右、モンロー自動復帰(トリガ)を追加したほか、運転席左側のマルチシフトレバーにワンタッチ副変則スイッチを追加しました。
○主な操作を2本のレバーに集約することで、レバーの持ち替えや変速のための停車をなくし、より効率的に作業することができます。 - (4)居住性が向上したキャビン(CG仕様)
○キャビン内の温度設定が可能なオートエアコンを採用。エアコンの配置を後方に変更したため、頭上の圧迫感が少なくなり、前方視界が良好になりました。
○また、バックモニタを装備し、キャビンに乗ったまま後方が確認できるため、安心して作業ができます。 - (5)クボタスマートアグリシステム(KSAS)対応の「無線LANユニット」を標準搭載
○無線LANユニットを標準装備しており、情報端末を介して機械の稼働情報や作業記録をKSASに蓄積することができます。
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