「スプラッシュ1号」 -味と作りやすさを追求したロメインレタス、業務にも向く
2013年10月15日
●品種特性
①高温期栽培に適したロメインレタス。比較的、晩抽性を持ち、生育は中生種。
②草丈はやや高く、株張りは良い。葉色は濃く、葉肉は厚い。
③味はサクサクと歯切れが良く、ほのかな甘みがあり、とてもおいしい。
④葉柄のねじれが特に少なく、形状安定性は抜群である。
⑤葉柄が厚いために、悪天候下でも葉傷みが少ない。また、出荷時の荷傷みも非常に少なく、扱いやすい。
⑥シーザーサラダなどの生食はもちろん、炒めたり、しゃぶしゃぶ風に食べたり、お浸しにしてもおいしく、使い方はいろいろである。
●栽培のポイント
冷涼地の盛夏収穫や暖地、中間地の秋収穫は、抽苔の危険性があるので播種時期、育苗管理などに十分注意する。施肥量は畑の地力に応じて調整が必要だが、玉レタスと比較して多肥栽培に向く。斑点細菌病などの予防は適時行う。
収穫適期は結球上部の穴が500円硬貨大の頃から抱合して間もない頃である。収穫遅れは、食味低下や病気を誘発するので十分注意する。
●その他の優良品種
「ハンサムグリーン」葉肉厚く、フリルの強い非結球型レタス。水耕栽培に最適。業務、加工野菜として注目度が高い。
●問い合わせ
横浜植木株式会社 種苗営業部
〒232-8587 神奈川県横浜市南区唐沢15番地
TEL:045-262-7405 FAX:045-261-7495