(クボタ)家庭菜園用の電動式ミニ耕うん機を発売
2012年02月15日
(株)クボタはこのたび、低騒音・低振動で快適な作業性としっかりした耕うん性能を両立させた、クボタ初の電動式ミニ耕うん機「ニューミディ菜レント(サイレント)」を発売しました。また、より本格的な作業に適したガソリンエンジン搭載の上級モデル「陽菜Style(はるなスタイル)」も発売、家庭菜園用ミニ耕うん機のラインナップを強化します。
- 【商品名】
- 「ニューミディ菜レント(サイレント) TME10」
「陽菜Style(はるなスタイル) TRS50、TRS60、TRS70」
- 【発売日】
- 「ニューミディ菜レント」 平成24年2月1日
「陽菜Style」 平成24年1月1日
- 【開発の背景】
- ○昨今の家庭菜園ブームに加え、安心・安全な食への関心の高まりや、定年帰農者の増加などにより、ホビー菜園層は増加を続けています。
- ○「ニューミディ菜レント」は初めてミニ耕うん機を扱う方でも、家電感覚で安心して快適に扱うことができる入門モデルとして開発しました。
- ○プロ農家も含めた、より本格的に野菜づくりを楽しみたい方向けの「陽菜Style」は、より深い耕うんやうね立て作業など、細かいニーズに対応する多彩なラインナップを揃えました。
- 【主な特長】
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<ニューミディ菜レント>
1) 静かで低振動な電動式
○モーター駆動を採用し、運転音がとても静かです。場所や時間を選ばずに作業ができ、騒音が心配な住宅地の庭先や朝早くからの作業にも最適です。
○手元振動が少なく疲れにくいので、快適に作業ができます。
2) 取扱いがカンタン
○バッテリーは本体から取り外し、家庭用の電源で手軽に充電できます。3.5時間の充電で約30分、66㎡程度の耕うんが可能です。
○スイッチをオンにし、クラッチレバーを握るだけで前進し、離せば停止するので操作が非常に簡単です。
○ハンドルを折りたたんで付属の収納ケースにセットすればコンパクトに収納することができ、土を落とさず、車への積み込みもスムーズです。
3) 作業もしっかり
○新開発した耕うん爪により、400mm幅でしっかりした耕うんが可能です。クボタ独自の「簡単うね立てマット」も標準装備とし、手軽にうねが立てられます。
<陽菜Style>
1) 耕うん性能を強化
○従来機と比べて耕うん性能をアップしました。深く耕すことで、にんじん、ごぼうなどの根菜類の畑づくりにも適しています。(U仕様を除く)
○新たにラインナップに加えた「ダブルドライブロータリ」仕様のTRS60-Hは内側の爪が逆回転しているため、硬い畑でも安定して作業ができます。また、170mmまで深く耕うんができます。
2) うね立て性能の向上
○標準装備の「簡単うね立てマット」は本体と一体式で着脱作業が不要になりました(U仕様を除く)。
○またうね立て性能も向上させ、溝底幅を広くすることで作業しやすくなりました。 U仕様はロータリのサイドカバーを開けば土を跳ね上げてうねを立てることができます。カバー開閉の角度でうねの高さ調節も可能です。
3) 安全・安心機能を充実(全型式共通)
○「あんしん作業レバー」で作業・直進・旋回の3つのモードを選択できます。旋回、直進モードではロータリ回転が自動で止まるので安心して作業できます。
○「主クラッチレバー」とハンドルを一緒に握れば動き、離せば止まります。ハンドルには手をはさみにくい形状を採用しています。
○押すだけでエンジンが停止するスイッチを手元に配置しています。
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