(株)クボタがミニ耕うん機『ニュー菜(な)ビ』を発売
2009年12月10日
(株)クボタはこのたび、取り扱いが簡単な駆動輪付きの家庭菜園向けミニ耕うん機のエントリーモデル「ニュー菜(な)ビ TR3500」を発売しました。

ニュー菜(な)ビ TR3500
- 【商品名】
- クボタ菜園倶楽部
「ニュー菜(な)ビ TR3500」
- 【発売日】
- 平成21年12月1日
- 【開発の背景】
- ○安心・安全な食への関心が高まる中、団塊世代の定年帰農や家庭菜園愛好家が増加し、ミニ耕うん機の需要は増加傾向にあります。
- ○ミニ耕うん機のなかでも土を掘り起こすロータリ(回転爪)とは別に駆動輪を備える「ロータリ専用機」は機体が安定し、しっかりした耕うんが可能なうえ作業時にも扱いやすく初心者や高齢の方にも適しています。
- ○現行機種の操作系をシンプルにしてより扱いやすくし、ニーズの高いうね立て機能も標準搭載したロータリ専用機のエントリーモデルとして「ニュー菜ビ」を開発しました。
- 【主な特長】
- ○全機種にうね立て機能を標準装備
「標準仕様」(TR3500、TR3500‐D)には新しく開発した折り畳み式の「簡単うね立てマット」を標準装備しました。耕うん作業時に土をきれいに均す整地板を転回・固定するだけで、土をかき分けてうねを立てられる形状になり、着脱が不要になりました。
水分の多い畑での作業や、高さのあるうね作りなど、より本格的なうね立て作業を求められる方には「ロータリカバー開閉仕様」(TR3500‐U、TR3500-UD)を設定しました。ロータリ横のカバーを開いて逆転作業をすることで、土をはね上げてうねを立てることができます。 - ○あぜ際などでの取り回しの良さを向上
全機種に「後進」の変速を追加しました。後進時にはロータリが回転しない機構になっており、あぜ際ギリギリまで耕うんしたときのバックや狭い場所での取り回しが楽に安心して行えます。また、デフギヤを搭載したD仕様では、あぜ際でのスムーズでコンパクトなターンが可能です。
- ○簡単な操作方法
走行の前・後進や耕うん作業の操作がレバー一本でできるほか、変速レバーを「中立」に切り替えると車輪が軽く回転するため、エンジン停止時にも収納場所への出し入れ等、軽い力で楽に移動することが出来ます。
ハンドルとクラッチレバーを一緒に握れば進み、放せば止まる簡単操作や、ワンタッチでエンジンを停止できるボタンをハンドル手元にレイアウトするなど、初心者でも簡単に操作ができます。 - ○大径タイヤを採用
φ325mmの大径タイヤの採用により機体が安定し、より精度の高い作業が可能になりました。
牽引力も上がり、湿った畑などでの作業も楽になりました。
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