提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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(株)クボタが新機能を追加装備した乗用田植機2モデルを新発売

2009年07月06日

(株)クボタはこのたび、小規模個人農家向け乗用田植機「ジョイカムキュートプラス シリーズ」と担い手向け乗用田植機「ウエルスターマックスプラス シリーズ」を発売します。



<ジョイカムキュートプラス JC4A-D-SP2>


<ウエルスターマックスプラスNSU87-SP2>
【開発の狙い】
(1)「ジョイカムキュートプラス シリーズ」
近年、オペレーターを補助する方の労力の軽減が求められています。今回、より楽に、より安心して作業ができ、操作が簡単な乗用田植機が欲しいという小規模個人農家のニーズに加え、補助者の作業の省力化も実現する機能を装備した「ジョイカムキュートプラス シリーズ」を開発しました。
(2)「ウエルスターマックスプラス シリーズ」
①低コスト、省力作業の実現、②より快適できれいな植付け、③簡単で効率的な作業など、作業規模や営農形態によって、担い手農家のニーズは様々です。これらの異なる幅広いニーズに応えるために、安心作業・省力作業・簡単操作が特長の「ウエルスターマックス シリーズ」に新たな機能を加えた「ウエルスターマックス プラス シリーズ」を開発しました。

【主な特長】
(1)「ジョイカムキュートプラス シリーズ」
<より楽な作業を追求>
○田面をきれいに整地する『ゆう優ワンフロート』を装備し、補助者の省力化を実現 【新機能】

 ・植付部の前方に取り付けた1枚ものの板(フロート)が田面の凸凹をならしながら植付をするので、植付跡が非常にきれいに仕上がり、あぜぎわ旋回時に車輪が土を掘ることでできる凸凹を平らにするための整地作業が不要になりました。
 ・フロートの形状を工夫し、変形田のあぜ際や曲線植えで苗を倒さずに植付ができるので、補植(※)の手間が軽減されます。
(※)田植機で植付けができなかった箇所に手で苗を植え付ける作業のこと
○軽量・コンパクトサイズの実現
 ・クラス最軽量の195kg(※)と全長2240mmのコンパクトサイズを実現したため、軽トラックへの積載が可能になったほか、中山間地の狭道でも楽に通れるようになりました。また、従来、歩行形田植機しか入れなった圃場にも使えます。
(※)JC4A‐SP2
○ハンドル操作のみで旋回できる「ゆう優ターン」機能を装備
 ・ブレーキ操作を必要とせず、ハンドル操作のみで旋回できる「ゆう優ターン」機能により、楽に旋回作業が行えます。
<より安心・安全な作業を実現>
○あぜごえ作業の安全性を強化
 ・トラックからの田植機の積み下ろし時やあぜを越えて圃場に出入りする際には、①超低速(4cm/秒)の「あぜごえ速度」、②軽い力で機体の前上がりを防ぐ「あぜごえアーム」、③降りたまま発進・停止の操作ができる「あぜごえレバー」の「あぜごえ3点セット」の装備により、作業を安全に行うことができます。停止時は四輪全てにブレーキがかかり、スリップを防ぐことができます。
(2)「ウエルスターマックスプラス シリーズ」
○旋回操作を楽にする『スーパーゆう優ターン』を装備 【新機能】

 ・旋回時ハンドルを切る操作だけで植付部の昇降、植付開始位置合わせなどが自動で行われるため、オペレーターはハンドル操作に集中でき、長時間作業でも疲れません。

 ・搭載するセンサーにより、隣接する条の植え終わりと植え始めの位置が自動で揃うので、補植の手間が軽減されるほか、苗や植付と同時に散布する肥料の重なりが無くなるので、ムダやムラが低減されます。
○植付部を任意の高さに調節できる『二段ポンパレバー』を装備 【新機能】

 ・植付部を任意の高さに調節できるので、後進してあぜに植付部の位置を合わせる時、後方の確認がしやすくなり、植付部をあぜにぶつける心配がありません。
○田植作業をより楽にする従来機の機能を継続
 ・苗補給が楽になるスライド式の予備苗台「ミラクルらっく」、植付部前方の回転するロータで田面をきれいに整地する「ゆう優ロータ」などの各機能を継続し、より楽に田植作業が行えます。

●詳細はクボタ「農業ソリューション製品」ページをご覧ください