乗用田植機「ニューウエルスターポップ シリーズ」を発売
2008年07月30日
(株)クボタは、4条植、5条植の乗用田植機「ウエルスターポップ シリーズ」をモデルチェンジし、「ニューウエルスターポップ シリーズ」として発売しました。
<より楽な作業を追求>
●苗補給の労力軽減を可能にする新予備苗台「そのまんま苗らっく」を装備
従来は2段積みだった予備苗載せ台を1段式の長いタイプとし、前後にスライドできる当社独自の機構を装備し、苗の積み込みをする補助者やオペレーターの手元まで届くようにしました。これにより水路をまたいだり、かがんだりといった無理な姿勢をせずに楽に苗補給をすることができます。
●「ゆう優ロータ」を標準装備(SPU450P、SPU500P)
旋回時の枕地の荒れを、植付部前方の回転するロータで整地するので、枕地ならし作業による補助者の負担を大幅に軽減します。
<より安心・安全な作業を実現>
●セルでもリコイルでもエンジンが始動できる新機能「ツーウェイスタート」を装備
長期格納等によるバッテリー不足時にも、リコイルでエンジンがかけられるので安心です。
●あぜごえ作業の安全性を強化
あぜを越えて圃場に出入りする際やトラックからの田植機の積み下ろし作業を安全に行うための「あぜごえ3点セット」を装備しました。
①降りたまま発進・停止の操作ができる「あぜごえレバー」、
②超低速(約7cm/秒)の「あぜごえ速度」、
③軽い力で機体の前上がりを防ぐ当社独自の「あぜごえアーム」に加え、非常時にボタンひとつでエンジンを停止できる「緊急停止ボタン」を手元に装備しました。
また、「あぜごえアーム」と前輪デフロックが連動し、スリップを抑えることができます。
<使い易さを追求>
●直進性に優れ、きれいな植付を可能にする「新後輪独立サスペンション」を装備
耕盤の凹凸を吸収し、機体が横ずれしにくい新サスペンションと、遊びが少なくダイレクトな操作が可能なラック& ピニオン式ステアリングの装備により、植付作業がより快適に、より高精度に行えます。
足元のレバーで株間の切替が可能
ギアの組替作業をせずに、機体に乗ったままレバー操作だけで14cmから最大28cmの疎植(※)まで植付幅を替えられる「株間切替」が可能になりました。
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