土づくりにより「棚田での野菜づくり」に本格的に取り組む(新潟県上越市)
2014年09月22日
新潟県上越市牧区の宇津俣地区では、クボタeプロジェクトの支援を受けて、耕作放棄地再生に取り組んできた。平成24年度から2カ年で、棚田の耕作放棄地2.5haが再生され、ソバや、特産の雪太郎大根等が新たに作られるようになった。
今までの経緯はこちら
▼「棚田」「雪」を活かして宇津俣を再生。お披露目会を開催
▼再生された農地で特産のダイコンとソバを栽培。そして今年も大根まつりを開催!
▼棚田再生で本格的に作付けを開始
▼中山間地の棚田を再生し、特産品づくりで地域活性化をめざす
3年目の今年7月29日、昨年度までに再生された棚田で、本格的に野菜栽培を始めるための土づくりが、クボタeプロジェクトにより行われた。これまでも、緑肥作物のエン麦を鋤き込み、土づくりには取り組んできた。
今回の作業の内容は、堆肥散布、心土破砕と深耕で、農機メーカーのスタッフと、農事組合法人「雪太郎の郷」の農家が参加した。
作業を見守る「雪太郎の郷」の佐藤健一代表は、「ソバや雪太郎大根の栽培と、加工品の販売と棚田の米生産により6次産業化にも取り組みながら、地域の振興をしていきたい」と語った。(みんなの農業広場事務局)