提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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取り組みレポート



復元した農地で菜の花を栽培、菜種油を作ろう!(山梨県甲府市)

2011年03月15日

 山梨県甲府市帯菜地域では、耕作放棄された土地にナタネを育てて菜種油を作ろうと、帯菜地域活性化推進協議会が中心となり、菜の花プロジェクトin帯菜に取り組んだ。

 地域住民が協力して菜の花を栽培、地域保全を行いつつ住民の連帯感も育てよう、という試みだ。対象地は甲府市郊外、標高600mの中山間地域にある1.2haの土地。

 このプロジェクトは平成20年に始まったが、初年の収穫に苦労があったため、2年目からクボタeプロジェクトにより、甲信クボタが汎用コンバインを使って、毎年収穫をお手伝いしている。


  
平成21年10月1日、地域の人たちが集まって、播種作業を行った



順調に生育するナタネ


  
平成22年7月1~2日、甲信クボタが汎用コンバインでナタネを収穫


  
収穫したナタネを搾油して、菜種油が完成した


 その後も県や市の助成を受けて放棄地を再生、広くなった再生農地には毎年ナタネが播かれ、クボタeプロジェクトによる収穫も順調に行われている。(みんなの農業広場事務局)