提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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取り組みレポート



田んぼがない地域の小学生が稲刈りを体験(福岡市立愛宕浜小学校)

2011年03月08日

 福岡市立愛宕浜小学校は、学区のほとんどが博多湾に面した埋立地にできた新興住宅地にある。1995年の第18回ユニバーシアード大会の選手村として利用された土地だ。
 田んぼを見たことがない、炊きあがったご飯しか知らない子供たちが、お米が口に入るまでにどのような労働と苦労があるかを学び、米の大切さをわかってほしいと、稲刈り体験が用意された。



 福岡県朝倉市内の(株)綾部農園の圃場に、平成22年10月8日、愛宕浜小学校の5年生4クラス134名が集合した。初めて持つ鎌で恐る恐る、稲穂を持って刈っていく。
 続いて、抱えた稲穂をコンバインで脱穀し、米が脱穀されていくようすをみつめた。


  
左 :鎌での手刈体験 / 右 :コンバインへでの脱穀体験


 稲刈り体験の前には水車を見学し、最後には(株)福岡九州クボタが所有する農業機械歴史館を見学し、見聞を深めた。(みんなの農業広場事務局)


  
左 :朝倉の3連水車の見学 / 右 :福岡九州クボタ 大橋松雄農業機械歴史館の見学