提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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取り組みレポート



留守家庭児童学級の児童が、クボタ元氣農業体験教室で農作業を楽しむ(山口市)

2010年03月08日

 山口市立大歳小学校さわやか学級は、小学1~3年生の児童のうち、保護者が就労のため、下校後、留守家庭の児童を預かる「留守家庭児童学級」である。
 このさわやか学級の児童が、校庭内に芋を作付けすることになり、2009年5月26日、クボタアグリ九州(現クボタアグリ西日本)が管理機で畑を作り、栽培の準備をした。その後の芋の植え付け、草取りなどの管理は、児童たちが行った。


 大歳小学校は、運動場の一画に畑を作り、サツマイモ、ゴーヤー、草花を育てており、子供たちが自然や農業に親しむ時間を大切にしている。今年度、「クボタeプロジェクト・クボタ元氣農業体験教室」で、さわやか学級の児童たち60名が、稲刈りを体験した。 ※1


 10月7日、子供たちが田んぼに集合。それぞれ鎌を持って手刈りをした後、コンバインによる収穫を見学した。コンバインに試乗して、実際に収穫を体験した児童もいた。

 10月28日には、芋掘りを行った。掘り取ったあとには芋煮会が開かれ、子供たちは、自分たちで収穫した芋で芋煮を作って味わった。また、当日は、自分たちで収穫した米を炊き、おにぎりを握って食べた。


  
左 :芋畑の草取り / 右 :芋掘り


  
稲刈り体験



稲刈り体験教室へのお礼状


 大歳地区留守家庭児童学級運営協議会の山本詳子代表指導者は、「子供たちが作物を育て、収穫する喜びを体験し、食への関心と食育の大切さを学んでほしい」と語った。(みんなの農業広場事務局)


※1 支援主体 :全農山口県本部、クボタアグリ九州(現クボタアグリ西日本)