提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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取り組みレポート



ほたる舞う潤いの里 荒れ地を圃場に復元!(新潟県長岡市)

2009年09月18日

大河津ネット・高内活動斑は、今年度新たに約3haほどの耕作放棄地のクボタeプロジェクト再生支援を受けているが、9月3~5日、なたね播種のため草刈り、明渠、プラウ作業が行われた。

一面を覆っている葦を刈った後、プラウによって深耕反転をおこない、合わせて明渠も作られた。山林と田の境目が現れ、見違えるような圃場ができあがった。


    
左 :2年目の今年、新たに2町ほど再生支援 トラクタのキャビンより背が高い葦
右 :二プロスライドモアーにて葦の刈取り


  
左 :プラウ作業にて深耕反転作業/右 :葦の根が多すぎ、プラウに絡まる


対象地は、新潟県長岡市寺泊高内にある、平坦な里山水田地帯。信濃川大河津分水路に接する里山沢田を中心とする水田が、10年以上にわたって耕作放棄されていたところだ。


ここで来たる10月1~4日、3年目になるなたね播種のイベントが開かれ、学童によるタネまき作業、昨年産のナタネ油の販売や試食会が行われる。
すでに予想を上回る申し込みがあり、「種蒔き一般実演公開デー」である10月2日には、大勢の参加がありそうだ。(みんなの農業広場事務局)


  
左 :10年以上の放棄地のため、葦の根が大量に出た
右 :山林と田の境界の葦の荒地がこんなにきれいに。ここに菜種を播種する