第18回花の国づくり共励会花き技術・経営コンクール表彰式を開催
2009年04月15日
(財)日本花普及センターでは、花きの生産分野における技術と経営の向上・発展を図ることを目的に毎年度花き技術・経営コンクールを実施している。
第18回の本コンクールは、昨年11月までに都道府県から推薦のあった経営体について、予備審査、本審査、現地調査を経て、技術・経営に優れ、また、地域社会に支持と共感を得ていると認められる経営体が選ばれ、3月16日(月)東京・南青山会館において表彰式が行われた。
右 :第18回 花の国づくり共励会花き技術・経営コンクール受賞者
農林水産大臣賞を受賞した愛知県の小松英雄氏は、アンスリウムの鉢物専作経営で、家族3名と雇用で経営し、品種の特性に合わせた栽培技術の改善や独自に作業のシステム化を図るとともに、地域の花き集荷システムの構築に貢献し、全国の卸売市場に出荷している。
福岡県の浜野重登・浜野明美氏は、家族経営協定を結び、家族4名と雇用でバラ切り花の養液栽培を行う専業農家で、ヒートポンプ導入による収量と品質向上、また、地域農業改善への積極的な参画を行っている。
各賞の受賞者は、次のとおり。
【農林水産大臣賞】
●小松 英雄 愛知県西尾市 アンスリウム(鉢物)
●浜野重登・浜野明美 福岡県二丈町 バラ(切り花)
【農林水産省生産局長賞】
●安藤 貢 埼玉県さいたま市 グランドカバープランツ(苗物)
●有限会社サンコフ 岐阜県本巣市 セントポーリア、ゼラニウム等(鉢物)
●稲治 義彦 大阪府箕面市 シャクヤク、ハボタン等(露地花き)
●柴田定實・柴田富子 長崎県島原市 キク(切り花)
【(財)日本花普及センター会長賞】
●石井 克明 佐賀県神崎市 バラ(切り花)
(敬称略)