提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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マルチシートを敷設した場合、マルチフィルムの表面に肥料を散粒(配合の場合は散粉)しておくと、降雨やかん水した際に肥料が水に溶けて地中にしみ込んで効いてきます。一般に追肥をした場合、養分の吸収は根の先端部分からといわれます。雨の少ない冬期や降雨の少ない場合は、かん水(水やり)をしてください。
追肥は、時期と施肥量に気をつけます。
(1)タマネギ
12月末、2月末頃の2回、8-8-8という肥料を㎡当たり50g程度施します。
(2)トマト
大玉、中玉、小玉の3系統がありますが、大玉の場合、定植後の生育の経過をみて茎の太さが直径1cmに太くなっている場合は、基本追肥は必要ありません。トマトは大玉の品種ほど肥料の吸収効率がよいので、肥料過多に気をつけます。
中玉、小玉の品種は茎の径に注意することと、草勢(トマト全体をみての元気があるかどうか)と果実のつき具合をみて、施用量を決めてください。