提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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原因として考えられるのは、土のかけすぎ、または種の寿命です。
(1)覆土量
覆土量の基準は、タネの大きさの3倍です。
農作物の種類によりますが、品種によってタネの大きさは異なります。ダイコンの場合、普通ダイコンの品種は2~2.5mm、ミニダイコンの品種は1.5mm位です。その数字に3をかけると、覆土する土の厚さが計算できます。
種まき後は表面を移植ゴテかクワでたたき、土をおさえるようにします(鎮圧)。
(2)タネの寿命
タネの寿命は作物によります。
①寿命の短いもの(1~2年) :ネギ、ニンジン等
②やや長寿のもの(2~3年) :ダイコン、カブ、キャベツ、ハクサイ等
③長命のもの(3~4年) :ナス、トマト等です。
タネの絵袋の裏には有効期限が記入されていますので、これを確認してください。
残りのタネは、茶筒や海苔の缶などに入れ、冷蔵庫で保存します。乾燥剤も一緒にいれておくとよいでしょう。