提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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天敵にはいろいろな種類があり、その生態を知っておくことが重要です。また、化学農薬が天敵に与える影響を事前に把握しておく必要があります。天敵の定着については、以下を確認してください。
●天敵放飼の際、影響のある薬剤が作物に残留していないか
●天敵放飼の直後から少なくとも定着できるまで(~7日程度)、影響のない農薬を含め、作物に液体を散布していないか
●殺菌剤を使用していないか
●天敵に影響のある展着剤を使用していないか
●「ゼロ放飼」※ができていたか
●餌となる害虫が少なくなったときに天敵が生存できる環境を準備できていたか
※ゼロ放飼:化学農薬等でハダニ類の密度をゼロに近い状態にして天敵を放飼すること。