提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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麦類の主産地では、コンバインで収穫した麦の子実(水分20~25%程度)をカントリーエレベーター等の共同乾燥調製施設に持ち込み、施設で直ちに乾燥を行っています。
水分の検査規格は小麦で12.5%、普通大粒大麦で13.0%ですので、この値以下に乾燥させないと出荷できません。
収穫した麦子実をブルーシートに広げて乾燥させることは可能ですが、乾燥させていない麦子実は変質しやすく、未乾燥の子実を袋に入れて半日置いただけで変質してしまうこともあるので、注意が必要です。
天気の良い日を選んで収穫を行い、直ちにシートの上に薄く広げて、規定の水分以下まで乾燥させる必要があります。
水稲と異なり、胴割れすることはありませんので、直射日光にあてても問題はありません。