提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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1.稲収穫後に除草剤を散布
稲収穫後に、早めに「ラウンドアップマックスロード」を動力噴霧器で散布します。茎葉から吸収移行して塊茎(球根)まで枯死させることができます。
2.除草剤を使用しない方法
稲収穫後に、深耕して塊茎(球根)を地上部に出し、乾燥させて枯死させる方法ですが、全てが地上部に出ないため、翌年も発生します。寒冷地では、地上部に出た塊茎を冬季凍死させる効果もありますが、寒冷地以外では温暖化や秋水田土壌の乾燥で、単年度では困難だと思われます。除草剤と組み合せる処理が効果的でしょう。
3.秋防除+翌年移植後除草剤散布する方法
移植後、クログワイ発生前に初中期除草剤を散布します。これに加え、クログワイが15cm以内で「バサグラン液剤」、20~30cmで「ワイドアタックSC」のいずれかを体系処理すると、完全に枯死させることができるでしょう。
いずれにしても、多発生田では秋に処理しておくことが大切です。