提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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毬(イガ)の棘毛(とげ)が退化して、毬にその痕跡が残っている状態なのでトゲナシクリと呼ばれています。 トゲナシクリは山形県と青森県で発見され、現在は果樹研究所(筑波)で品種保存されています。
産地として栽培されているところはないようです。それは、成木になっても1樹あたり10数毬程度しかならず経済性がないからのようです。
苗木はホームセンターや果樹苗木通信販売店等で販売しているでしょうが、特定名称は承知していません。
トゲが無いのが面白く、趣味家が購入、栽培している程度です。
なお、穂木は試験研究のためであれば果樹研究所から入手できますが、一般の方には直接提供できないそうですのでご承知願います。