信州発 "農"と言える日本人 【47】
2013年02月26日
近況報告
高見澤勇太
わが村にも高速道路が通る!
先日、地元説明会が開催された。
『中部横断自動車道』静岡県静岡市を起点に、山梨県甲斐市を経由して長野県小諸市に至る延長132km高速道路である。
そうは言っても、まだ「計画段階評価」という段階で、完成までスムーズに進んで15年、反対運動があれば、全線開通は絵に描いた餅になってしまう。
高速道路が開通すれば、
「メリット」
○大きな病院まで1時間かかっていた時間を半分に短縮できる。
○国道141号線が事故等で寸断されると迂回路がなかったが、代替道路ができる。
○物流の時簡短縮により、「朝どり野菜」の販売などが容易になる。
「デメリット」
◇自然環境の破壊、希少な動植物の絶滅が危惧される。
◇優良な農地がつぶされてしまう。
◇冬季は-20℃にもなり凍結、地吹雪などで事故が心配。
メリットデメリットはあるが、デメリットを最小限にとどめて、山間地域の生活環境の改善を優先してほしい。
◆◆◆
『特別企画!!カニ食べ放題のディナーバイキング
金沢の中心地に宿泊、一泊2食でなんと9,980円
高山散策・世界遺産 飛騨白川郷・輪島朝市・能登厳門ツアー』
に夫婦で参加した。
こんなに安くていいのだろうか?
長距離移動とバスの狭さはきつかったが、楽しんだ。
平成24年度、わが家の野菜販売金額はなんと前年対比50%。
近年では最低の売り上げであった。
こんなに安くていいのだろうか?
アベノミクスに期待大。
確定申告も終わり3月に入ると、いよいよ野菜の種まきを始める。
1日の長さは同じなのに冬は早く過ぎ春を迎え、
1日の長さは同じなのに「長い闘いの日々」夏がやってくる。
頭文字の語呂合わせで、
1月は・・・行ってしまい
2月は・・・逃げてしまい
3月は・・・去ってしまう
と早い。
7月は・・・悩み
8月は・・・歯を食いしばり
9月は・・・苦しむ
いやいや、悪い考えはやめよう。
平成25年は
2・・・にこにこ顔で
5・・・極楽気分の
一年になる!
そう信じよう!!

たかみざわ ゆうた
1964年長野県生まれ 北佐久農業高校卒業後、すぐに家業である農家の後を継ぐ。長野県農業士協会会長(07・08年)、野菜ソムリエながの代表(08・09年) 、南牧村議会議員(07年~11年)。座右の銘は「ゆるく・楽しく・美しく」