普及員の悩み(その2) やまがた農業支援センター 阿部 清 秋は駆け足で通り過ぎ、初冬の気配になった。 県内は押しなべて気温の高い秋だった。わが家のダイコンは、驚くほどの大きさになった。冬の囲い用にと播種を遅らせたのだが、晩秋にな … 全文を読む>>
昭和30年山形県金山町の農山村生まれ、同地域育ちで在住。昭和53年山形県入庁、最上総合支庁長、農林水産部技術戦略監、同生産技術課長等を歴任。普及員や研究員として野菜、山菜、花きの産地育成と研究開発の他、米政策や農業、内水面、林業振興業務等の行政に従事。平成28年3月退職。公益財団法人やまがた農業支援センター副理事長(平成28年4月~令和5年3月)、泉田川土地改良区理事長(平成31年4月~現在)。主な著書に「クサソテツ」、「野ブキ・フキノトウ」(ともに農文協)等。
ジェンダーギャップ ジャーナリスト 村田 泰夫 2021年も、いろいろあった。新型コロナウイルス感染症が広がって2年目。21年もコロナに明けてコロナに暮れる年だった。逆に、大きなイベントだったのに、私の印象に残っていないのは、東京オリ … 全文を読む>>
朝日新聞記者として経済政策や農業問題を担当後、論説委員、編集委員。定年退職後、農林漁業金融公庫理事、明治大学客員教授(農学部食料環境政策学科)を歴任。現在は「農」と「食」と「環境」問題に取り組むジャーナリスト。
伊豆大島、明日葉の圃場見学 野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター 田代由紀子 11月に訪れた伊豆大島。前回のコラムで紹介した、野菜の摂取量を増やす工夫や明日葉の料理提案の講座が目的でした。せっかくなので、明日葉の圃場見学ができな … 全文を読む>>
野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに野菜についてのコラム執筆、セミナー開催、レシピ考案などを行っている。ブログ「最近みつけた、美味しいコト。。。」で日々の食事メニューを発信中。
捕らわれ虫――異能ゆえの凡才 プチ生物研究家 谷本雄治 稲刈りが終わり、そのあと芽を吹いたひこばえがみのりを告げるころ、田んぼは急にさびしくなる。 それでも赤トンボはまだ、健在だ。農道のわきにも1匹、とまっていた。 ――アキ … 全文を読む>>
プチ生物研究家・作家。
週末になると田畑や雑木林の周辺に出没し、てのひらサイズのムシたちとの対話を試みている。主な著書に『週末ナチュラリストのすすめ』『ご近所のムシがおもしろい!』など。自由研究もどきの飼育・観察をもとにした、児童向け作品も多い。