土づくり編(6) 緑肥、わら、収穫残さのすき込み
●土づくりにおいて、緑肥の活用は土壌物理性、化学性だけでなく、病原菌や有害センチュウの密度低減、雑草抑制等の生物性改善にも有効な手段です。
●緑肥や残さ、わら等は、作付け前に効果的にすき込む必要があります。
◀土づくり編(5) 肥料散布・土壌改良資材散布●緑肥や残さ、わら等は、作付け前に効果的にすき込む必要があります。
プラウ耕によるすき込み
●「土づくり編(3)耕起」を参照
ロータリ耕によるすき込み
「標準ロータリ」
●すき込み作業は、標準ロータリで可能ですが、残さ等の埋没が完全でないため、後作まで十分時間をおく必要があります。
「逆転ロータリ」
●大きな土塊が下に、砕土された細かい土が上になり、残さ等の埋没性に優れます。
「残さすき込みロータリ(2ウェイロータ)」
●残さ、わら等を効果的にすき込めるロータリです。
●すき込み作業に適した爪の形状、配列によって残渣をより細かく裁断し、標準ロータリより深い層まですき込みます。
●レーキを装着しており耕うん、すき込みと同時に細かい土が上に来るよう、土層を調節できます。
●1回の耕うんで十分なすき込み作業が可能です。
2ウェイロータ
(参考)
「土づくり編(4) 耕うん、砕土、整地」
土づくり編(7) 土づくり編(7) 土壌消毒 -ガスと粒剤を中心とした消毒方法▶
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