安全編(2) 農作業事故の実態 II
機械別事故発生の実態
平成15年から平成21年までの農業機械作業に係る死亡事故発生件数は、乗用型トラクタが最も多く、約半数を占めている。
次いで、その他機械、歩行型トラクタ、農用運搬車の順に発生している。
図 農作業中の死亡事故発生状況(平成15年~平成21年)
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また、農業機械作業に係る死亡事故(平成17年から21年までの累計)を機種別・原因別に見てみると、
乗用型トラクタでは、転落・転倒が最も多く437件。
歩行型トラクタでは、挟まれが最も多く67件、転落・転倒46件、回転部への巻き込まれ45件。
農用運搬車では、転落・転倒が78件、道路上での自動車との衝突が28件。
自脱型コンバイン・動力防除機では、圃場内での転落・転倒が約50%。
その他機械では、転落・転倒が75件、回転部等への巻き込まれ37件、挟まれ33件となっている。
表 農業機械作業に係る死亡事故の機種別・原因別件数・割合(平成17年~平成21年累計)
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