提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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葉茎菜類

アサツキの作り方(家庭菜園向け)

(2023年6月 施肥量等を修正)

栽培のポイント

●よい種球を用意します
●生育適温は15~17℃で、比較的低温を好みます
●酸性の強い土壌を嫌い、土にリン酸、石灰を含むところを好みます

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品種

鬼あさつき(早生)、八房あさつき(晩生) など

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栽培ごよみ

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 (中間地) 

畑の準備

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植付け

8月中~下旬に、大きさのそろった種球を用意します。
10×10cmの間隔で1カ所1球ずつ、種球の半分が隠れる程度の浅植えにします。

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植付け後の管理

●追肥
9月に入ると発芽が揃い、11月上中旬まで順調に生育します。
その後何回か降霜を受けると、地上部はいったん枯れます。この時期に株元をみると、1球が7~8球に分球しています。
地上部が枯れたら、10㎡当たり1kg程度の有機質肥料を条間にまき、敷きわらをします。

●早どり栽培 
1月中旬頃まで十分に寒さに合わせます。
その後、トンネル被覆をすると早く収穫でき、長い期間収穫することができます。

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主な病害虫

●主な害虫
アブラムシ類、アザミウマ、ヨトウムシ、ネギコガ、ネダニ
●主な病害
さび病、べと病

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左から上から ネギアブラムシ / アザミウマ /ネギコガの被害 (画像はネギ)

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左から上から さび病 / べと病 (画像はネギ)

(提供 :梶原敏宏氏)
(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

収穫

草丈が30cm近くなったら、順次収穫します。
大きさによって舌ざわりが異なり、味や香りが楽しめるので、好みの大きさになったら適宜収穫します。
早どりよりも株が育つため、多く収穫できます。

●早どり 
トンネル被覆を始めてから25~30日で、草丈が25cmくらいになったら収穫します。
このとき株元は、分球して25~30球になっています。

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