【鹿児島県】野菜等の効率的生産技術に関する実証調査【サトイモ】(令和3年度全国農業システム化研究会実証調査)
2021年08月26日
●実証機関: 鹿児島県農業開発総合センター大隅支場農機研究室
●実証地域: 鹿児島県鹿屋市
●実証品目: サトイモ
●実証のねらい:
サトイモの栽培面積は1980年の約32、000haをピークに減少し続け、近年は12,000ha程度で推移しています。生産の減少は、食生活の多様化や輸入物の増加による単価下落などが理由としてあげられますが、単価下落に見合う機械化や省力化技術開発が遅れていたことも一因と考えられます。現在は、植付けなどの基幹作業のほとんどが機械化できる段階になっていますが、急速な労働力不足に対応するにはボトルネック作業の更なる省力化やスマート農機等の導入による新たな機械化体系の構築が重要です。
そこで、前年度に作業性能検討を行った手動式分離機の改良効果について、検討を行うこととしました。
●実証の概要:
(1)サトイモ子いも分離機の作業性能調査
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