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2014年4月 3日
どさくさにまぎれて「ひとり料理教室」
山田早織
なかなかうまくできない料理って、ありませんか?
作り方はわかるけど、誰かが作っているところを見ていないから、なんとなくイメージできない料理ってありませんか?
料理のレパートリーは増やしたいものの、初めてのものに挑戦するのって、時間も気持ちの余裕も必要。
私は、なんとなく「のり巻き」が苦手で。
うまくできないっていうか、ほとんど作ったことはないのですが・・・
息子は納豆まきやかっぱ巻きが大好き。
おすし屋さんに行くときは、ひきわり納豆を持参するほど。
(納豆がないと言われたり、大将の朝食用の納豆を使ってしまったりするので)
スーパーで息子が、「これ食べたい!!」と持ってきたのは、かっぱ巻き。
うーん、まあ、いっか。買っちゃおう。
と思って表示を見る(習慣)と、「調味料(アミノ酸等)」の文字が。
かっぱ巻きのどこに調味料を使う必要があるんだぁ!! と若干怒りながら、「これはやめよう」と棚に戻す母。「どーしても食べたい」と息子。
仕方ない。今日は自宅でかっぱ巻き&納豆巻きを作るか。
でも、どうもうまくできないんだよね。
そんな時、スーパー内のキッチンスタジオでは、たまたま「まぐろとアボカドの裏ロール海苔巻き」の紹介をしていた。
試食し、レシピをもらい、ようすをみて、先生の手があいたそのとき!
すかさず先生に「どうしてものり巻きがうまくできないんです」と質問。
すると先生は「じゃあ、1回やって見せてあげますね」と、はじめから作り方をていねいに説明してくれたのだ。
いわば公共の個人レッスン。
(あんまりお客さんがいない時間だったので)
「ここで、こうするといいのよ」等、コツをしっかり教えてもらい、写真まで撮らせていただき(少々戸惑っていたけど)、その日ののり巻きは見事に成功!!
コツを聞いてやってみたら、なんだ、こんなことでよかったのか!! と拍子抜け。
知らないこと、初めてのことは、うまくいかなくても当たり前なんだなぁ。
料理教室に通うことは、なかなか難しい。
でも、ちょっとしたコツを聞くだけで、思いのほか簡単に新しいメニューが成功する。
「添加物がいっぱい」のものを避けるためにも、少しずつでも技を習得していかなければ!
そのためにも、わからないことは先輩のみなさまに教えてもらうぞ!
どざくさにまぎれて、これからもあちこちで個人料理教室を受けてこよっと。
静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。