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2013年3月12日
はんぺん地獄
山田早織
ここ2週間ほど、お休みに少しだけ遠出(といっても市外で県内程度)をして、おいしいものを探しています。
県内といっても、うちは浜松、静岡県の西部。高速道路を1時間走っても、まだ県の真ん中くらい。
先日、清水(現在は静岡市清水区)に行きました。
特に目的地はなかったのですが、私鉄に乗ってみたりしながらフラフラしていると・・・
他県(関東)ナンバーの車が数台道に停まっていて、その前のお店に人が群がっていました。
看板を見ると、「蒲鉾店」の文字が。
かまぼこ大好き! スーパーではついつい安いものを買ってしまったりして、おいしいかまぼこに飢えていたため、ためらいなく店内へ。
お店は小さくて、シャッターも全部開いていない。
店内も、何年そのままなんだろう・・・という感じに飾られたままのショーケース。
その中に、「黒はんぺん」の箱入りと、かまぼこの箱入りの2種類が。
お客さんたちは、みんな「5枚入りを何袋」といった注文をしている。
そうか、1袋5枚入りなのか。自宅に一袋と、実家に一袋買っていこう。
長いこと待って、「5枚入りを2袋と、かまぼこを2本」とお願いしました。
さてさてお金を払って、おまけにさつま揚げを頂き、ホクホクと車に戻りながら、「なんか重いな~」と思っていたら・・・
なんと。
黒はんぺんが8枚入った袋×5袋入りの紙袋が2袋入っていた。
あ、5枚って、小袋が5袋入っているってことか!!
・・・ってことは・・・黒はんぺん、80枚も買っちゃった!!
しばし放心。
でも、とりあえず開けて食べてみた。
・・・おいしい! きめ細かくて、今まで食べた黒はんぺんの中でもダントツかも。
ありがとう、他県ナンバーさん!!
家に帰り、実家にもおすそ分け(っていうより押し付け)をし、毎日消費に励む。
生で、焼きで、フライで、おでんで。
ちなみに、浜松のおでんと、「しぞーか(静岡)おでん」といわれているものは全く違うので、普段はおでんに黒はんぺんは入れません・・・
でも、練物だけの(これは私の好み)、毎日クツクツ煮たおでん。おいしかったです。
地元には、まだまだ知らない逸品があるんだな。
(今日は、生利カツオのおいしさにヤラレタ)
これから、そんな逸品の発掘をしながら、地元農産物とのコラボレーションを考えてみよっと♪ きっと、すごくおいしいものができるんだろうな。
今からすごく楽しみです。
(黒はんぺんを食べて育った○○、とか、そういうのもいいね~。
生利かつおと篠原産のホワイトオニオンのサラダは絶品だろうな)
静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。