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青虫の足あと 【12】

2008年3月28日

類は友を呼ぶ?

    山田早織


「類友」

よく日常の中でも言葉にしますが、最近それを実感しています。

野菜を仕入れさせてもらってる農家さん。
何度も行くうちにいろんな話をして、
「えー! ○○さんとお知り合いですかー!」とか
「××さんのところの肥料なんだー」なーんてコトがよくあります。


さらには。

私が勤務する精神障害者施設の子を受け入れ
(就労訓練の場としてや、雇用)してくれている農家さんだったり・・

・・うーん。世間はせまい。

・・・っていうより、志が似ている人っていうのはみ~んなどこかで
つながっているんだね!
知らず知らずのうちにその輪の中に入ってる。


確かに5年前の自分と比べると・・・

周りにいる人たちはだいぶ変わってる。
(もちろん、その方たちととも付き合いはあるけど)

同じような「想い」を持つ人同士、何か引力のようなもので惹かれあって
自然に輪になる。

私の今の仕事は、その輪をぐるぐる廻りながら輪と輪をつなげるようなものか。。。
わわわわ・・言い過ぎ?


何年も前から大好きだった、某仏料理店のトリュフチョコ。
バレンタインの時のみ百貨店に並びます。
毎年欠かさず買う、本当に楽しみの一品!

・・実はそのお店に野菜を納めることになりましたー!
(パチパチパチ・・!!)

あこがれのお店。大好きな味! ステキなシェフ&マダム。
あぁ・・・その「輪」に入れるようになったんだ・・・と。


野菜の納品を始めてもうすぐ2年。
だんだんなれてきてちょっと力がぬけはじめ、パートナーに対しても
甘えが出てきた今日この頃(もっと前からか)。


新たな「輪」に出会えるよう、
衿を正していこう! 一つ一つを大切にしよう!


そうすればきっとまた、「友」という名の同志に引かれるはず・・・
(直感って大事!引力を感じるんだ)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。

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