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2023年5月17日
ヤサイな仲間たちファームでワンコイン収穫体験
今年のゴールデンウィークは、3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限のない大型連休となり、あちこちでにぎわっていたようです。予定を立てていなかったわが家は、連休の合間の平日を選んで、昨年の夏に訪れた「深谷テラスパーク ヤサイな仲間たちファーム」を訪ねました。
ここは、野菜の魅力を体験できる複合型施設です。
・いのちと彩りを感じられる「体験農園」
・食べ頃や食べ方がわかる・選べる「マルシェ」
・旬の恵みに出会える・幸せになれる「レストラン」
・触って食べて五感で学べる「野菜教室」
と、いろいろな角度から野菜を楽しむことができます。
■野菜たっぷりランチ
野菜をふんだんに使ったランチがとれるレストランは、大きな窓に高い天井、開放感のある空間です。窓際の席からは、美しさを感じられる野菜畑を眺めることができます。
今回は、農園で収穫された新鮮野菜の「シェフズサラダ」と「ロコモコ丼」を頼みました。シェフズサラダには10数種類の野菜が使われています。生野菜だけでなく、野菜の特徴を生かした調理がされ、手が止まらないおいしさです。ロコモコ丼は、大きなハンバーグがごはんにのせてありますが、一緒にたっぷりの野菜が盛り付けられていて、ハンバーグ以上に野菜の存在感を感じる、見た目も美しい一品でした。
■ワンコインでできる収穫体験
おいしい野菜ですっかりおなかがいっぱいになった後は、収穫体験を楽しみました。ここではワンコイン(500円)で野菜を収穫できます。収穫に必要なスコップやハサミ、軍手などはすべて用意してあるので、気軽に体験できるのも、うれしいところ。
その日に収穫できる野菜と場所の説明を受け、いざ! 収穫へ。今回は、イタリアンパセリ、オレンジ色と紫色のニンジン、タマネギ、レタス、フェンネルを収穫しました。
土の中で育つニンジンやタマネギ、フェンネルなどの野菜は、どれが大きそうかな、と根元を観察しつつ抜く楽しみがあります。レタスはロメインレタス、サニーレタス、グリーンリーフなどの中から好きなものを1つ収穫しますが、2色のレタスが市松模様に美しく並んでいて、収穫するのがもったいないくらいでした。収穫しながら、上手な採り方や持ち帰った野菜の調理法などをスタッフの方と会話するのも楽しいひとときでした。
■収穫野菜を楽しむ
今回収穫した野菜の中で、使い方に一番迷ったのはフェンネルです。葉は刻んでサラダにのせたり蒸し料理に、茎の下のふくらんだところはバター炒めがおいしい、とスタッフの方に教えていただいたので、サラダや炒めものを作ってみました。
葉の部分は、あまりにもたくさんあったので、タコ焼きに加えて洋風なタコ焼きを作ってみたり、細かく刻んでバターと混ぜた"フェンネルバター"にして冷凍保存してみました。ハーブを加えたバターは、パンと一緒に食べたり魚や肉のソテーに添えたりしてもおいしくいただけるので、常備しておくと重宝します。
左 :フェンネルとアンチョビの豆腐サラダ
右 :フェンネルとエビのガーリックバター醤油炒め
左 :フェンネルたこ焼き
右 :チキンソテーフェンネルバター添え
体験農園には、トウモロコシや、レッドムーン、アンデスレッド、シンシア、グランドペチカといった、あまり店頭で見かけない珍しいジャガイモが何種類も栽培されていました。それらの収穫時期に、また訪ねてみたいと思います。
野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに野菜についてのコラム執筆、セミナー開催、レシピ考案などを行っている。ブログ「最近みつけた、美味しいコト。。。」で日々の食事メニューを発信中。