MENU
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2015年4月21日
30種類のトマトを食べ比べる
野菜ソムリエという資格を取得してから、「食べ比べ」の機会に恵まれることが増えました。野菜・果物の品種違い、産地違い、同じ野菜でも部位や切り方による味や食感の違いを、五感をフルに使って味わいます。同じ野菜でもそれぞれに特徴があり、今まで見過ごしてきた野菜の魅力に気づくことが多いものです。
今回はミニトマトの食べ比べに参加しました。用意されたトマトは、その数、なんと30種! 参加者の生産者、流通関係者、野菜の目利きのプロの皆さんからも感嘆の声が上がっていました。
最近は、赤だけでなく、オレンジや黄色など色鮮やかなトマトを目にすることが増えましたが、一度に30種類ものミニトマトを食べ比べるは初めてです。
このイベントのためにトマトを用意してくださったのは、昨年取材にうかがった、高知県のトマト生産者さん「ファーム輝」の麻岡さんご夫妻。
イベントでは、奥様の真理さんによる、高知県のトマト事情や「ファーム輝」の名前の由来、土づくりや栽培の方法、それぞれのトマトの特徴などのレクチャーがありました。
味の違いをきちんと区別できるのか、不安もありましたが、用意された手作りの「とまと図鑑」にそれぞれのトマトの個性が的確に表現されていたので、しっかりと食べ比べを学ぶことができました。
食べ比べのラインナップを紹介すると・・・
①ベネチアンサンセット
②アマルフィの誘惑
③フルティカ
④ラブリーさくら
⑤キャロルパッション
⑥ピッコラルージュ
⑦アイコ
⑧ロッソナポリタン
⑨コンフェット
⑩プチ ポン ロッソ
⑪ピッコラカナリア
⑫オレンジパルチェ
⑬チェリーゴールド
⑭イエローアイコ
⑮イエローミミ
⑯キリちゃん
⑰プリンセスロゼ
⑱ピンキー
⑲プチプヨ
⑳モモちゃん
㉑トスカーナバイオレット
㉒ブラックパールHB
㉓ブラックチェリー
㉔ブラッディータイガー
㉕ミドリちゃん
㉖グリーンエンビィ
㉗グリーングレープ
㉘グリーンチェリー
㉙スノーボール
㉚フルーツトマト(桃太郎ファイト )
どれも個性があって、おいしくて楽しくて!
その中でも、四角形のような形が面白く、しっかりした味と果肉のコンフェット⑨、青々した香りでオレンジ色がかわいいオレンジパルチェ⑫、ブラック系の中でも一番甘味を感じたブラックチェリー㉓、さわやかな緑色で独特な風味グリーングレープ㉗、淡い黄色で優しい味のスノーボール㉙、そして、色も形もキュートなラブリーさくら④が、お気に入りのトマトでした。
食べ比べ(生食)のあとは、会場となったイタリアンレストランで、トマトたっぷりのフルコースディナーも用意いただき、まさしくトマトづくしのイベントでした。
左 :鴨とフルーツトマトのロースト / 右 :天城軍鶏(シャモ)とトマトのテリーヌ
ひとくくりに「ミニトマト」ではなく、時には品種や味の違いを試して、お好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか?
「ファーム輝」のトマト! ご興味のある方はこちらで購入できます。
野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに野菜についてのコラム執筆、セミナー開催、レシピ考案などを行っている。ブログ「最近みつけた、美味しいコト。。。」で日々の食事メニューを発信中。