農研機構は、産業振興(株)との共同研究で、イネの種もみを水に浸して水分を吸収させる浸種作業時に転炉スラグを原料とする肥料を浸種液に混和することで、発芽時間の短縮、発根の促進、出芽率の向上といった効果があることを確認した。また、浸種中の水の交換作業や発芽を促す催芽作業を省略しても、 … 全文を読む>>
提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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農研機構は、産業振興(株)との共同研究で、イネの種もみを水に浸して水分を吸収させる浸種作業時に転炉スラグを原料とする肥料を浸種液に混和することで、発芽時間の短縮、発根の促進、出芽率の向上といった効果があることを確認した。また、浸種中の水の交換作業や発芽を促す催芽作業を省略しても、 … 全文を読む>>
はじめに 近年、国内の農耕地では難防除雑草である「帰化アサガオ類」が侵入し、急速にまん延拡大している。帰化アサガオ類とは、外国から日本に侵入し、水田転換畑や飼料畑で雑草害を発生させているサツマイモ属の一年生植物の総称である。北南米・熱帯ア … 全文を読む>>
農研機構は、外来DNAをもたないゲノム編集植物の作出に当たり、植物の細胞間を移動できるウイルス由来のベクター(遺伝子の運搬役)を用いるゲノム編集の方法を開発している。 今回、農研機構と東京大学、龍谷大学の研究グループは、小型でゲノム編集効率が高いゲノム編集酵素である改変AsCas … 全文を読む>>
2025年6月25日
農研機構は、ダイズの収穫時に、莢がはじけて豆が地面に落ちることによる収穫ロスをさらに減らすため、莢の固い部分が薄くなり、はじけにくくなるアズキの遺伝子変異をダイズに応用し、莢がはじける割合を大幅に減らしたダイズの変異系統の開発に成功した。 これまで育成された、莢がはじけにくいダイ … 全文を読む>>
農研機構は、皮ごと食べられる果皮の赤いブドウ新品種「サニーハート」を育成した。 糖度が高く、かみ切りやすく硬めの果肉で、食味は良好。開花期にジベレリン処理を2回行うことで、種なし栽培も可能。「シャインマスカット」や「巨峰」等の主要品種とは色や形が異なる、新たな需要を喚起する品種と … 全文を読む>>
国際農林水産業研究センター(国際農研)と国際熱帯農業研究所の研究グループは、西アフリカ乾燥サバンナ地域の主要作物であるササゲ (マメ科) について、乾燥と過湿という相反する2つの環境ストレスへの耐性を同時に備える遺伝資源を発見した。 この発見は、将来的な気候変動による極端気象下で … 全文を読む>>
2025年6月13日
農研機構は、窒素ガス置換により、酸素濃度0.1%、温度30°Cの条件を4日間維持することで、貯蔵穀物の害虫を殺虫できる技術を開発した。本法は、化学くん蒸剤に替わる環境に優しいガス置換殺虫技術として植物検疫を含め広範囲に適用できる。特に穀物、乾燥食品原料、香辛料に対して薬剤を使用し … 全文を読む>>
ジャガイモやトマトなどのナス属作物に寄生するジャガイモシストセンチュウは国際的な検疫対象にも指定されており、持続的な対策が求められている。神戸大学、理化学研究所、農研機構、北海道大学らの研究グループは、ナス科植物が根から分泌する化合物「ソラノエクレピンC」を新たに発見。さらに、孵 … 全文を読む>>
2025年6月 4日
はじめに 細菌やウイルスによる感染症、特に肺炎や下痢などの慢性感染症は、養豚において生産性低下をもたらす大きな原因であり、経営上のリスク要因となっている。 農研機構においては、病原体に由来するさまざまな物質に対する応答に関わる豚の免疫系 … 全文を読む>>
摂南大学、滋賀県立大学、九州大学、農研機構、日本女子大学らの研究グループは、菌寄生菌(カビを食べるカビ)Hansfordia pulvinata(ハンスフォルディア プルビナータ)が他のカビで胞子を作るために使われていた化合物の合成能力を獲得し、病原菌に寄生しやすいように進化した … 全文を読む>>