
太陽熱消毒は、育苗圃場を夏期の高温と湛水によって酸素欠乏状態にし、湿熱により土壌中の病害虫を殺菌・防除し、雑草の種子が発芽できなくするものです。また、粗大有機物を短期間に分解するため、土づくりにつながっています。
本圃10aあたり20坪の育苗圃場に完熟堆肥、石灰窒素、PK化成、エンリッチケイカル60(土壌改良材)を散布し、耕起・畝立てを行います。十分灌水して、表面をマルチフィルムで覆い、35日~45日間処理を行います。
今年も7月の下旬から9月の中旬まで処理を実施しました。
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