播種講習会
2008.09.17
2008.09.17
2008.09. 2
「サラたまちゃん」の播種時期を控えた9月2日、平成20年産の「サラたまちゃん出荷反省会」を開催しました。
平成19年産は西南暖地の各産地が大豊作であったため、販売価格が低迷し、部会員の表情もさえないものでありました。しかし、平成20年産は19年産と比較して収量はやや少なくなったものの、販売単価が回復し、平年並みの販売金額を確保することが出来ました。部会員の表情も心なしかニコニコしているように感じられました。
当日は「サラたまちゃん」の振興に協力いただいている行政や市場の関係者、生産者部会員あわせて約90名が参加し、20年産の反省及び21年産に向けた取り組みについて協議しました。
出席者には「サラたまちゃん」のキャラクターをプリントしたタオルと「飲むサラたまちゃん」が配られました。
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2008.08.29
「サラたまちゃん」は除草剤を使用せず、農薬や化学肥料の使用も熊本県の慣行レベルの2分の1以下の特別栽培農産物の栽培を実施しています。
育苗圃場での太陽熱消毒は、育苗圃場を夏期の高温と湛水によって土壌中の病害虫を殺菌・防除し、雑草の種子も発芽できなくするものです。また、粗大有機物を短期間に分解するため、土づくりにつながっています。
本圃10aあたり20坪の育苗圃場に完熟堆肥、石灰窒素、PK化成、エンリッチケイカル60(土壌改良材)を散布し、耕起・畝たてを行います。十分灌水して、表面をマルチフィルムで覆い、35日~45日間処理を行います。今年も7月の下旬から処理を実施しました。
本年は8月中旬以降過ごしやすい気候となりました。育苗圃場の地温を測定したところ地温の積算温度も昨年より低いようです。播種講習会では、なるべく長く被覆を継続し、処理の効果を高めるように話をすることにしました。
写真 :育苗床の太陽熱消毒
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2008.08.25
しばらくご無沙汰していました。20年産のサラたまちゃんは7月上旬で出荷終了しました。既に21年産の生産に向けた作業が始まっています。
水田での栽培では、水稲を作付けすることにより理想的な輪作が可能となっていますが、畑作の場合はそう簡単ではありません。また、夏期に何も作付けしないと雑草が繁茂し、タマネギ作での除草作業がたいへんです。
そこで、緑肥の効果を期待して「ひまわり」の作付にも取り組んでいます。
タマネギの作柄も良く、畑圃場での土作りの一つとなっています。品種は景観種の「ハイブリッドサンフラワー」を用いました。タマネギ収穫後の圃場に、6月上旬に種しました。
本年は、播種後の雨がやや多かったので、発芽や生育にややバラツキが見られましたが、草丈1m程度に伸張し8月のお盆の時期にきれいな花を咲かせてくれました。
写真 :畑圃場でのヒマワリ緑肥
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2008.05. 8
昨年12月7日に水俣市立袋小学校の児童が植え付けた「サラたまちゃん」の収穫体験を実施、入学したばかりの1年生から6年生まで、228名が収穫作業を行いました。
作業終了後には、発表したばかりの「飲むサラたまちゃん」を1本ずつ飲んでもらいました。
「おいしー」とか「にんじん嫌いだけど飲めた」などの感想が聞かれ、みんなおいしそうに飲んでくれました。
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