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Yamada

ライスショック

2007.10.19

 10月14・15日に放送されたNHKスペシャルの「ライスショック」をご覧になりましたか?

 日本のコメ市場を、各国が虎視眈々とねらっている現状や、秋田県の生産者をカメラが追うことでコメ産地の苦悩を浮き彫りした秀作であったと思います。

 日本は古くから主食のコメだけは聖域としておりましたが、経済界を中心に、最近はコメであっても特別扱いしないといった風潮になりつつあります。米価の下落も相まって、コメの生産者にとって、逆風の中での舵取りという難しい岐路に差し掛かっていると言っても過言ではないでしょう。


 しかし、ぼくは経済の原理原則に従って、コメであっても、足りなくなったら海外から輸入すればいいといった考え方には与しません。なぜなら輸入には何の保障もないからです。日本経済の栄華がいつまでも続くわけではありませんし、海洋の安全保障面でも脅威となりつつある近隣国も出てきています。


 ある人が「日本を降伏させるには、ミサイルなんていらないよ。海外からの食料を止めればそれで終わりだ」と言っておりました。まさに戦国時代さながらの「兵糧攻め」で、あっけなく日本は白旗を揚げてしまうことは紛れもない真実かもしれません。


 戦前・戦中派の一部を除き、現代の「飽食の時代」に食糧不足を想像できる人は少ないかもしれませんが、食べ物が無いほど惨めなことはありません。私たちの食料をどうするか、国民一人一人が真剣になって考えなければならない時代になったのかもしれません。

 日本の農業は高齢者に支えられています。あと5~10年もすれば、農業から引退してしまいます。その時に誰が日本の食料を担うのでしょうか?誰が集落を維持していくのでしょうか?もっと国民は熱いまなざしを農業・農村に向けるべきだと思います。その時が来てからでは遅いのです。(Y)

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