二つのアルプスに囲まれた、長野県駒ヶ根市で奮闘する農業青年の日々 ▼プロフィールはこちら

春キュウリ定植
2010.03.30
畑近くの八重桜も見ごろを迎え、スイセンもきれいな花を咲かせています。
これから、ソメイヨシノや花桃、コブシ、しだれ桜などが見られます。
さて、ここ最近天気が安定せず、なかなか定植できませんでしたが、ようやく定植しました。
春キュウリを栽培するのは今回が初めて。接ぎ木をして、なんとか定植本数を確保しながら育苗し、やっと定植日を迎えられました。
次は、収穫までの管理作業をしっかりと行うこと。管理作業の仕方によって、収量も変わってくると思われます。
おいしいキュウリがたくさん収穫できることを思いながら、手を抜くことなく、管理していきます。
接ぎ木苗断根
2010.03.24
キュウリの定植に向け、着々と準備を進めています。ひとりのマルチはりも、あっという間に終わらせました。
キュウリは、定植する3週間くらい前までには、植えられる状態にしておいたほうがいいそうです。その方が定植後の生育が順調に進むとのことですが、私が準備を終えたのは、定植1週間前でした。
さて、接ぎ木苗は、断根の時期を迎えました。
いきなり切るとショックが大きいので、穂木の茎をつぶしておきます。2~3日後に穂木にはさみを入れ、穂木の根から断ちました。
しおれる恐れがあるので、その後2日ほど遮光や保湿等を行い、苗を回復させました。
なんとかここまでできました。苗が元気になったら定植です。
キュウリ接ぎ木
2010.03.17
初めて春作のキュウリを栽培します。
今回、キュウリの接ぎ木苗を自分で作ります。接ぎ木の経験はありますが、ひさしぶりなので、近所の農家さんに聞いたりして確認しました。
昔は各農家で接ぎ木苗を作っていたそうですが、ここ最近では、2~3軒の農家しか接ぎ木苗を作らないそうです。
カボチャの苗(台木)とキュウリの苗(穂木)にカミソリで切りこみをつくり、それらを接いでクリップでとめる。「本当に台木と穂木がくっつくのか? もしつかなかったらどうしよう・・・」と不安に思いながら、ひたすら作業を進めました。
接ぎ木苗を買うと、1本あたり130~150円。春作キュウリにかかる経費を極力抑えて利益を上げるには、やはり苗を購入するよりも、自分でこしらえたほうがいい。
思った以上に手間のかかる作業ですが、こうした手間の積み重ねが、収益に大きく反映するかと思います。
直売所出荷
2010.02.26
最近、玄関脇に咲いている福寿草を見るのが日課となっています。今日も元気に黄色い花を咲かせています。
町のスーパー内にある直売所コーナーに、毎日ホウレンソウを出荷しています。
朝7時前後に出荷に行きますが、ほかの生産者はまだ来ておらず、陳列棚はガラ~ンとしています。
お客さんが、すぐ目につく棚に、ホウレンソウを並べます。
私の場合、自分のホウレンソウだとすぐわかるよう、手作りシールを袋に貼っています。また、ホウレンソウの紹介を書いた札も、そばに貼っておきます。こうしたアピールのかいあって、毎日完売です。
おっ、今日も完売! ありがとうございます!!
床土準備
2010.02.10
駒ヶ根は長野県の南に位置しているため、北部や中部に比べると雪は少ないのですが、ひさしぶりにまとまった雪が降りました。あたり一面銀世界。パイプハウスも雪に覆われました。
今日は、半促成キュウリやミディトマトの育苗に使う床土を作りました。
材料をそろえて、ハウス内で混ぜ合わせます。別の畑から運んできた土に、モミ殻くん炭、堆肥や自家製腐葉土、それに肥料を入れて、トラクターでよく混ぜ合わせます。
その後、ビニールで覆い養生をしました。
まだまだ寒い日が続きますが、家の玄関わきにある福寿草が、ぼちぼち咲き始めています。
駒ヶ根も少しずつ春を感じられるようになってきました。