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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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信じて手放す

2018.12.27

今年も一年、おつきあいいただきましてありがとうございました。


今年はどんな年でしたか?
私はたくさんの変化があった年となりました。


家族経営の難しさを痛感し、それをどう乗り越えていくかで、頭がいっぱいになってしまうこともありました。
苦しみを超えて気づいたのは、自分の理想の最短距離を行こうとしていた。つまり、思い通りに事を進めようと強引になっていた自分。
これに気づき、これを外すことにしました。
そして、「思い通りにならないことを前提とする」にしたら、思い通りにならないことが面白くなりました


トラブルにも、「命を取られるほどじゃないから何とかなる!」なんて感じで。
すると自然に、相手の言い分も受け入れられるように(o^^o)


あら? 今までの私と違うわー)^o^(


そして、自分達で運営していた店も、友人に任せたことで、関わるスタッフがこちらから指示することなく自ら動いて、こんなこんな素敵なチラシを続々作成してくれています。


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今まで、どれだけ説明しても伝わらなかったのに、、、
(これは単に私の表現不足なだけだったことも分かりましたm(__)m)


まさに夢に見た理想の状態。
今までぎゅぅーっと握っていたもの。
それを手放してみたら、簡単に手に入ってしまいました(o^^o)


スポーツの世界では、体の力が抜けている時に良い結果が出やすいと聞いたことがありますが、
仕事や人間関係もそうなんだなーと学んだ平成30年でした。


来年はどんな年にしようかな?
そして自分はどれくらい成長できるのかな?
楽しみです。


今年のブログはこれでおしまいです。
読んでくださってありがとうございました。


また来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
良いお年をお迎えくださいませ。

10年後どうありたい?

2018.12.21

こんにちは!
ここのところ、やっと冬らしい気候になりましたね。
お変わりございませんか?


12月は忘年会や暮れのご挨拶など、人に会う機会が多くなる時期ですね。
私も先日、大好きな先輩と二年ぶりに会うことができました。


先輩の知り合いのお店が今月オープンだったので、そこで女子二人忘年会(o^^o)
ひさしぶりでしたので、お互いの近況報告や将来の野望)^o^(を語り合い、楽しい楽しいひと時を過ごしました~。


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仕事に対するスタンスや考え方が近いと、年齢なんて関係なくなってしまいますね。
おっと、ここで大きな気づきがありました!
これは、先輩が私に合わせてくれているのですよねー(o^^o)
先輩は10才も年上なのですから、私なんてまだまだ未熟もの、、、


対等に話していたつもりが、、、
相手に気を使わせない心配り、さすがだわー。
私も10年後はそうありたいものです。

受け継がれるもの

2018.12. 4

こんにちは!
朝晩寒くなりましたね。
私は膝の痛みが増してきたので、筋力トレーニングの回数を増やしてみました。
来年は50才ですので、日々のメンテナンスを念入りに行っていこうと思っています(o^^o)


さて、前田牧場では、父が現場にいる時から、出荷する牛を乗せたトラックが牧場を出発する際に、みんなでお見送りをしています。


「牛よ、命をありがとう」の気持ちと、運転手さん、道中気をつけて!


父はもう現場に立つことはなくなりましたが、スタッフがその想いを大切にし、継続してくれる姿を見ると有り難くて、またまた目頭が熱くなってしまいます(最近の私は感動嵐ラッシュ!)。


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前田牧場の牛は、北海道で一年を過ごしてから栃木の大田原にやってきて、一年を過ごします。
約一年前に、好奇心いっぱいの子牛でやってきた牛達が、一年後には体重も約二倍となり、立派な体格の成牛になります。
スタッフ達は一年間、その成長を一頭一頭毎日見守ってきているので、寂しくないはずがないのです。その気持ちがあるから、お見送りを続けてくれているのかなぁと思います。


牛は成牛になっても、いつも素直。
臆病なくせに好奇心いっぱい。
見栄を張ったり、カッコつけたりしてません(o^^o)
現実を受け入れて淡々と生きています。
私はそんな牛達が大好きです。

カフェメニューご紹介

2018.11.26

こんにちは!
最近のカフェメニューをご紹介します(o^^o)


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こんな可愛い女性が接客(責任者の印南さん)。


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大田原の食材をできる限り使った秋らしい素敵な盛り付け。
責任者の印南さんが考案してます。
可愛いコはセンスも素敵(o^^o)


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撮影する方向がイマイチ残念(>人<;)


素人も年数を重ねればプロになりますが、私は飲食のプロにはなろうと思いませんでした。
店を始めたのは、価値が低かった赤身肉のおいしさを知っていただき、この肉がいい! 使いたい! と思っていただける人を増やしたかったから。


地元で、ある程度の知名度とお客さまが来てくださる状況を作っておけば、その道のプロが来てくれたときに、広がるスピードが早いはず! と信じてやってきました。
この人ならばと何人にも期待して、話し合い、時には喧嘩もし、でも、思うような方がなかなか現れなくて、「考えを間違えていたかなー」と、自信をなくしかけたこともありました、、、


がっ!!!


4月から運営をお願いし、リニューアルしたカフェメニューから伝わってくる赤身肉への情熱と、現スタッフさんの接客してくださる姿を見ていると、あきらめないでよかったと目頭が熱くなります。
本当にありがたいことです。


まだまだこれからだと思ってますし、良いことばかりではないことも覚悟の上で、これからも赤身肉のおいしさの価値を高める活動を行っていきます(o^^o)
皆様からの応援が励みです。
画面の向こうからの温かいお言葉は伝わってきます! 画面に向かってのお声がけ、よろしくお願いいたします(o^^o)

つなぐ

2018.11.20

こんにちは! お変わりございませんか?
先ほど買い物に行ったコンビニで年賀状が売られていました。
今年のカウントダウンもすぐですね。


さて先日、宇都宮の県立博物館で、大田原PRのイベントが行われました。
私もセッティングをお手伝い。


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この日の担当は私の高校時代の大親友の息子さんで、生まれた時から知ってるんです(*^_^*)
以前勤めていた会社を退職し、休職中に声がけしたのがきっかけで、イベントやBBQ場を手伝ってくれています。


飲食や接客業は初めて。
初めてのことだらけだから大変なことが多い中で、「楽しい」といってがんばってくれています。
牛串の焼き加減も絶妙で、おいしく焼いてくれるんですよ(*^_^*)


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自分が焼いたものを目の前のお客様が「おいしい」と、即評価していただけることが楽しいにつながっているのかなー。
私も、目の前で評価をしていただけるのが一番うれしかったので、こうやって関わってくれたスタッフも同じように感じてくれていると思うと、なにより幸せな気持ちになれます(*^_^*)


こうやって引き継いでくれる人がいると、今まで自分がやってきたことを自分で認めることができますし、自分の置かれた立場を再認識するきっかけにもなりますね。


これからも「前田牧場に関わるとなんだか楽しいなー」と、「次につなげていく」ということをテーマに仕事を作っていこうと思います!

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