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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします ▼プロフィールはこちら

ご縁を大切に
2023.06.30
こんにちは! 今日で6月も終わりです。
明日から下半期。今日は今年前半の一人反省会と12月までの目標を再確認し、時間を大切に過ごそうと思います。
私事ですが、昨年から今年にかけて、自分が生まれた時からかわいがってくれた60代と70代の叔母が亡くなりました。
人生は限りがあることを身にしみて感じるとともに、二人とも、葬儀で多くの人に惜しまれている光景を目の当たりにし、自分のこれからの生き方を考えさせられました。
さて、先日は久しぶりに農泊を受けました。
大好きだった叔母たちが亡くなった喪失感の中、中学生の若い女子とのふれあいが気持ちを明るくしてくれました。
私はここ数年、現場で仕事をすることもあり、農泊受入はしておりませんでした。
今回は、千葉県の中学生の教育旅行。何台もの大型バスで大田原にやってきて、数人ずつ各農家に宿泊します。その中の1軒の受入農家さんが直前にNGとなってしまい、急遽私がピンチヒッターしました。
到着後13時~入村式が行われ、翌日13時に退村式です。
今回は1泊、滞在時間は約24時間で、女子6名を受け入れました。
みな緊張した面持ち。そうですよね、初めての土地、そして知らない家に泊まるのですから。
だからまず、アイスブレイク。笑ってもらえるような話題を選んで、こわばった顔をほぐせるよう頑張ります(^^♪(年代が違うと笑うツボがずれていることもあり、すべるすべる。だけどメゲナイワ! という気持ちで)何度か笑うと安心して場がなごみ、こちらの質問する答えにも個性が見えてきます。
このように、心の距離が近くなれる瞬間は何度体験しても嬉しい。
教育旅行なので、農作業体験は必須。
「体験」なので、簡単な野菜の処理や収穫しかできませんが、前向きに楽しそうに取り組んでくれる女子たちでした。
そして、旅行の楽しみは「食事」ですよね。
今回の滞在時の食事は3回。当日の夕食、翌日の朝食、昼食。
聞くと、全員お肉が大好き! 夕食はBBQ場で、大きなステーキを一人1枚ずつ食べてもらいました。
翌朝はBBQ場でホットサンド。
女子たちには、これから彼ができた時に覚えておけば、ハートをゲットできるよー、なんて冗談言いながら作り方を教えて、各自作ってもらいました(^^♪。
女子が好きそうなクッキーケーキも準備。フルーツや銀色の食べられる飾りを自分のセンスで飾り付け。
あれこれ考えながら楽しそうにしている女子たちのワクワクに、こちらは元気をもらえました。
叔母たちがいなくなったからといって、悲しんでばかりいられない、という気持ちにさせてくれた女子たちには、本当に感謝しかありません。
朝食の後片付けが終わると、帰る準備です。荷物をすぐ出発できるようにまとめます。
午前中2時間ほど農業体験として野菜の処理を手伝ってもらい、3回目の食事は、軽く前田牧場のカレー。少し辛めなのですが、「辛い辛い~でもおいしい~」と言いながら完食したら、出発時間。
もう少し一緒にいたいねー。たった一晩しかいないのに、お互いにそんな言葉が自然に出てしまいます。
荷物をまとめて車に乗せ、退村式が行われる集合場所へ。
最後にお互いに涙を浮かべながら、別れを惜しんでさようならしました。
彼女たちを見送ってから、「ご縁があったのだなー」としみじみ感じました。
世界の人口は約78億人。こんなにいるのに、自分が生きている間に会える人は限られています。
たとえ一瞬でも、一緒に過ごせる人とはご縁があるのですよね。
ご縁がある人との時間を大切にしていこうと、改めて思いました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
明日から7月も頑張っていきましょう!
それはあなたに必要な困難ですか?
2023.06.14
こんにちは!
関東は昨年より1日遅い梅雨入りとなりました。
明けるまで1か月と10日。うっとおしい日が続きますが、年齢とともに乾燥気味に傾きがちな肌にとってはしっとりと潤う時期。マスク着用義務があった昨年は蒸れて吹き出物が出るトラブルもありましたが、今年は着用義務がなくなったことで、快適に過ごせそうです。
さて、また電気代の値上げ。
昨年の値上げ時も目が飛び出るかと思いましたが、次回の明細も見るのが怖い~。
ネット情報ですが、4月には約5000品目が値上げがあったそうです。エンゲル係数に影響するものが多く、お客さまのお財布の紐も固くなっているようです。
我々のような直売もよりシビアにならざるを得ません。どこで頑張っていくのかを考え抜く時期にきているなと感じます。
そんな危機を感じながら、直売店も、昨年から小さなテストを繰り返し模索してきました。
この事業は何を目的としているのか、役割は? 今やっている作業は目的や役割に沿っているか? などなど、都度自問自答。結果、飲食部門は閉鎖。精肉部門も営業日を絞り、3月のブログでご案内した、24時間365日稼働できる自動販売機を設置しました。
リースで導入しましたので、リース代や電気代はかかります。しかし、この経費で解決できる問題がたくさんあったのです。
自動販売機導入を検討することで、現在の問題点を紙に書きだしてみました。
まず、スタッフの作業種類の多さです。スーパーなどでは仕事のボリュームが大きいので、商品づくり係、品出し係、レジ係、など分業できますが、小さな店は、一人が何種類もの仕事を兼務しなければなりません。覚えることがたくさんありすぎです。だから、教える、教わる、どちらもひと苦労。
その上、お客さまの対応があります。ホテルのような接客を望まないにしても、最低限のトレーニングが必要ですし、お客さまは、一人一人要望が違います。ご来店時間もバラバラです。言葉ひとつで誤解を受けることや受注ミスもあるので、集中力が必要です。金銭の受け渡しでは、ミスも発生します。ネットレジも、全員がスムーズに使えない・・。
書き終わって、「あら? 私たちは『お肉の美味しさを広めたい』ということが目的なのに、目的達成のための時間が取れていない」という大切な部分が欠けていることが見えました。この気づきは大収穫でした。そして、自動販売機を導入することにしました。
この自動販売機、3月下旬から稼働しています。
機械に慣れてからPRすると決めたので、SNSなどではご案内していませんでした(だって自動販売機の操作方法を覚えるだけでも一苦労だったのですもの!)。店頭売りほどではありませんが、思った以上に商品が流れています。
お客さまのランダムなご来店対応が激減し、集中できる時間が増えました。
作業効率が良くなったことで、お肉の美味しさをどう伝えるか、という目的の部分に目を向けられるようになりました。
スタッフの仕事も集約できたので、各作業に対しての説明時間も激減。スムーズになりました。
追われるような仕事から、考え方を共有する時間を取る余裕ができました。
「ミスがないように」から「ミスは起こる」という前提に、心の構えが変わりました。フォローするための心の隙間ができたのです。ここが本当に良かったです。
こうして今までの視点、行動が変化したので今後の結果も当然変わるはず(^^)/
まずは3か月後にどうなっているのか、とても楽しみです。
ということでこの自動販売機、3月のブログでは、商品を入れる前の写真しかご案内できませんでしたが、商品を入れ、ホルスタイン柄に可愛くお化粧してもらった前田牧場の自動販売機ご覧ください!
一番の売れ筋は「お肉の福袋」ネット商品の規格外品。例えば、(ヒレステーキは150gの規格なのに145gにカットしてしまった)ステーキの端っこ、真空もれで霜がついてしまったもの、少し変色してしまったものなど、少し訳あり品を、超お買い得価格で提供しています。
実はこの規格外品は、冷凍庫に溜まり、スペースを占領していたため、冷凍庫のスペースがすっきりしました。見るたびに、「どうしよう」と、もやもやしていたので、本当に助かっています。そして、毎日晴れやかな気持ちで仕事をしています。
今日は何を伝えたかったのかといいますと、人生に仕事はつきものです。そして、仕事に困難はつきもの。
つきものだけれど、それは、目的を果たすために本当に必要な困難なのかを見極めることが重要。
最近、身近な人が相次いで亡くなり、人生は思っているより短いことを痛感しています。
だから、私は自分が成長するための困難のみ、厳選して挑もうと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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