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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします ▼プロフィールはこちら

里帰り
2023.05.29
こんにちは!
5月もあと数日です。
月末になると、後回しにしていたことを一気にやろうとするので、結局中途半端に終わり自己嫌悪。
何か良い方法はないかと、長い間あれこれと試し、気づいたら50才過ぎ。
結局、自分の弱い心をコントロールすることが重要なんですよね。
日に日にずるくなっていく自分を優しくたしなめながら、長い目を持って生活スタイルを変えていこうと思います。
さて、先日、北海道十勝にお住まいの方と、話す機会がありました。
私が勤務する前田牧場で育てている約2,400頭のうち、半数は北海道からトラックに乗ってやってきます。
ですので、北海道と聞くと、ものすごく親近感が沸いてしまって、初めての人でも親戚のような感覚で、なれなれしくなってしまいます。神経が細やかな方ですと、引かれてしまうこともありますm(_ _)m
過去に何度か失敗しましたが、話に夢中になってしまうと、調整がきかなくなってしまいます。怒らせるようなことをしなければ、まぁ良いかと思うようになりました。
先日お話した方も初めてで、今回も、いつも通りにテンションが上がってしまいました。
電話を切った後に大後悔。
楽しくなってしまって、一方的にガンガン話してしまった・・・と気づき、おわびを入れました。
電話の話題で肉の話も出たので、「お近づきの印にお肉を送ります」と申し上げ、快く受けていただけました(良かった! そこまで印象は悪くなかったのだ。ほっ)
ところで、送るお肉の表示ラベルを出す際に、牛肉には個体識別番号の記載が必須です。個体識別番号とは人間でいうとマイナンバー。牛の母親の個体識別番号から、どこで産まれて、どこで育って、どこで屠畜されたのか、インターネット上で誰もが検索できるようになっています。今回送る牛が北海道出身だったらよいな、と思いながら調べたらビンゴ! 北海道から来た牛でした。
前田牧場に来る前は、北海道の2件の農家さんに育てられた牛。肉になる前は、毎日必ず誰かが世話をしてました。ちゃんとエサを食べているかな? 体調はどうかな? と(^^)。
牛1頭1頭に個性があるので、この牛はどんな子だったのかしら? など思いをはせていたら、涙が込み上げてきました。牛の命と多くの人々の働きへの感謝で。
私たちが飼う牛は、食肉用として産まれるので、肉になることが使命です。
今回、無事にお役目を果たし、肉となり、里帰りさせてあげられることは、非常に感慨深いものがあります。
「感情移入していたら、心が持たないからするな」と言われてきましたが、私はどうしてもそこはスルーできません。だって牛はとても可愛いのですから(^^)
北海道へ里帰りするお肉、先方様に喜んでいただけますように!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。