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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします ▼プロフィールはこちら

ラージ君ありがとう
2022.03.29
こんにちは!
春風が心地よい頃となりましたね。
コロナまん防も解除されました。
このままゴールデンウィークまで持って欲しいですね。
さて、先日「大人の食育講座」と題して「宇都宮大学農学部産まれのラージ君を食べる会」を開催しました。
栃木県の宇都宮大学農学部ではホルスタインを飼い、「純牧(じゅんぼく)」というブランド名で牛乳やチーズを販売しています。ホルスタインのメスは人間と一緒で、赤ちゃんを産んで乳を出します。赤ちゃんはメスばかりではなくオスも産まれますが、そのオスは肉用牛として育ちます。
前田牧場では、約19カ月前に宇都宮大学農学部で産まれたホルスタインの男の子「ラージ君」を引き取り、食肉用として飼育しました。予定体重に達したため、出荷されて肉になって戻ってきたので、それを宇都宮大学農学部教授や学生さんたち、賛同してくださった方々20名で、「ラージ君を食べる会」を宇都宮市のレストランで行いました。
「ラージ君」を引き取るきっかけは、「農場で大切に育てた牛が、知らない場所で飼われ、肉になるのは寂しい」と、農学部教授がおっしゃったことから。
当日はラージ君担当だった学生が、農学部教授がラージ君を取り上げる瞬間を撮影した写真や、ラージ君の兄弟のこと、学生さんたちと過ごす様子をスライドで発表。
肉になるまでの背景を知ることで、関わった方々やラージ君への感謝が心に響き、ものすごーく豊かな気持ちになれました。
学生さんたちは、可愛がった牛の「屠殺」が避けられないことを想像して、複雑な心境になることもあったようですが、いきさつを知っているレストランの方が、学生さんたちの思い出に残る料理を! と、腕によりをかけてくれ、生春巻きやポテトグラタン、お肉包焼き、ステーキと、様々な料理に表現してくださいました。
そのおかげもあってか、最後に学生さんたちから、「一生忘れられない思い出になった。自分も就職先でこのような活動をしたい」という感想をいただきました。
参加者の中には農業経営をされている方もおり、「農業者だからこそ伝えられる、このような活動を積極的にしていきましょう」という声もいただきました。
初めての試みで、楽しんでいただけるか不安でしたが、とても心温まる会となりました。
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