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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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今日は先生気分で

2012.04.20

カフェのスタッフにも経営者の視点を持ってもらおうということで、今日は経費のお勉強。
私は経理学校出身(あんまり勉強しなかったけどね)。
電卓を叩きまくった、あの若き日を思い出しながら資料を作るのは、とても楽しい作業となりました。


熟成肉バーガー

2012.04.16

今日は勉強会で東京神楽坂。
会場がニューヨークドライエイジングビーフツアーで一緒だった高山さんのお店の近く。
やったー! 今日は念願の「熟成肉バーガー」を食べよう。



思ったより大きくて、食べきれるか心配でしたが、熟成の香りを生かしたシンプルな味付けなので最後まで飽きることなく、バクバクとあっというまに完食!
私のチョッピリ弱い胃のもたれもなく、ひさしぶりにあと味のよいハンバーガーに出会いました。
あ~また食べたいっ!

つながり

2012.04. 5

服部学園でのセミナー会場で名刺交換した、北海道から参加したという小柄な可愛らしい女性。
住所を見ると八雲市。
私「妹の順子が八雲市の共済獣医をしていて、何度か遊びに行き、八雲のチーズ工房小栗さんで、チーズ作りも体験しました」と話題にしたところ、
彼女「えー! 前田さんのお姉さんですか! 私、順子さんとお仕事してました。小栗さんも親しくしています」
この場所で、妹を通じてではなく出会うとは。
本当に世間(肉業界かな?)は狭いです。



先日彼女から、小栗さんのチーズが送られてきました。
小栗さんの工房でモッツアレラやストリングチーズを伸ばすときのやけどしそうな熱さ、小栗さんの優しい笑顔、八雲の思い出話に花が咲き、食卓がいつもと違う雰囲気。
食べ物の向こう側から伝わる愛情に、豊かさを感じるひさびさの夕食でした。

ドライエイジングビーフセミナー

2012.04. 4

さて、代々木にある服部栄養学園での試食会。
昨年6月の、私も参加したニューヨーク視察研修旅行の報告会に始まり、帯広畜産大学教授のドライエイジング肉の研究報告。



数字がたくさん出てきて、素人の私には難しいお話でしたが、ドライエイジングすると柔らかくなって、香りとうま味が増すということが、科学的に証明されたようです。


そして試食。
全国各産地から、7種類のドライエイジングビーフが出されました。
ホルス(ホルスタイン)あり和牛あり、それぞれ肥育方法にプライドのある生産者の牛肉です。



パンのそばにあるのが、前田の肉。
うちのホルスが、和牛と一緒にこのお皿に乗っているだけで涙がでそう。
普段は比較の対象にならない肉が、ドライエイジングすることで、和牛さまと互角に戦えるなんて!
前田のホルス、お世辞もあったかもしれませんが、参加者の評価は予想以上でした。感無量です。


実は、肉業界でのホルスの位置は低いんです。
私の想像ですが、理由のひとつは「価格が安い」から。
売値が高い方が、手数料の手取り額もよくなります。
例えば、品質のよい和牛を1頭売買する手数料、ホルスだったら約3頭売買に匹敵します。
育て方や肥育期間も全く違うので一概には言えませんが、誰しもが少ない労力で利益を上げたいと思うのが世の常ではないでしょうか。
まぁ、私たちの努力不足と世の中のいろんな理由があって、ホルスの認知度はまだまだなのであります。


しかし!
これを機会に、ホルスの認知度を高めて行きたいと決意いたしました。
がんばれホルス!!

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