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栃木県大田原市にある前田牧場の毎日をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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じいちゃんの言いつけ

2011.06.27

うちは農家の本家だから、仏壇があります。
小さい頃、祖母と唱える朝晩のおつとめ(おまいり)時には、15分くらいある長い長いお経の暗記を妹と競ったものです。



さて、今日はお線香の話。
私は、お寺のお坊さんが、お葬式や法事の時に「これでもかっ」というくらいたくさんのお線香に火を付けて、煙をモクモクと立てているようすが、うやらましくて仕方ありませんでした。
私は今、週末の店の営業日以外は、実家で仕事をしています。
ほぼ毎日仏壇に手を合わせます。
うちの宗派は、お線香を二つに折って火をつけるやり方。
「使用本数は3本前後。もったいないからたくさん使わないように」と、倹約家だったじいちゃんの言いつけをずっと守り通してきました。


がっ! ちびちび使っていると、お線香が全く減らないのです。
整理収納アドバイザー2級の私としては許せません!
それに、この先何年もこの状態が続いたら、お線香やさんのようになってしまうでしょう!
再来月のお盆には、親戚がお線香持参でお参りに来るため、ますます増えてしまいます。



そうだ! お寺のお坊さんのように、一度にたくさん使えばたまることはないじゃない!
じいちゃんの写真にごめんねと謝りつつ、念願だった煙モクモクを思う存分楽しんでいる毎日です。
お線香もどんどん減って、ストレスが一つなくなりました。
決まりごとも、時代に合わせて見直してみるとよいのかもしれませんね。

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