カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ

大分県宇佐市安心院(あじむ)の「宮田ファミリーぶどう園」からお伝えします。  ▼プロフィールはこちら

RSS

研修旅行~これぞ実地研修~

2013.12.19

そうだ! 私、研修しに行ったんだ!


ついつい忘れてしまうほど、心身ともに満たされる旅。


今回のテーマは農泊、地域おこし、まちづくりなどなど。
イタリアは、そんな豊かな町が田舎に点在しているところ。
当然、それを体験せずには帰れません!
というわけで、シエナ地方の田舎町で、グリーンツーリズム体験をしました。


なだらかな丘陵地帯は遠くまでぶどうやオリーブの畑、牧草地が広がり、椎の木の林の中に私たちがとまった宿はありました。


grape_77_1.jpg


5部屋くらい連なった長屋のような棟と、みんなで集まれる広い部屋のある棟。
各部屋にはキッチンとシャワーがついていて、長期滞在に向いてます。
夏休みやクリスマスホリデーなど、まとまった休みを取る習慣のある、欧米ならではですね。


そこにはブタやニワトリなどの家畜がいて、子供たちの体験学習もやっているとのこと。


grape_77_3.jpg


林の中に入ると、きのこがたくさん(今頃来ても・・時期が遅すぎだよ! って)収穫でき、池では魚釣りもできます。


grape_77_2.jpg  grape_77_4.jpg


いい大人たちがさんざん遊んだ後、
オーナーさんが「うちの肉でよければどうぞ!」
と、ブタと自家製ソーセージを分けてくれたので、昼間から太陽の下でバーベキューをすることに。


grape_77_5.jpg  grape_77_6.jpg


こんなすてきな午後、あわただしい日本人にも分けてあげたい・・
と、肉をかみしめながらしみじみ思いました。


本当は近郊の町に観光に行く予定だったのを返上して、ただただその空間を満喫した私たち。
日本人の多くは『何もしない、何もない』を楽しむことが苦手かもしれません。
時間や規則に追われて、ついつい時計を見てしまうんですよね。
こんなおだやかな休暇を楽しめる心が持てるって、幸せなんだろうなあ。

特技は睡眠

2013.12.17

冬の朝は、布団との戦い。
毎朝目覚ましにたたき起こされるものの、布団の誘惑にノックダウン。
2度目の目覚ましで無理やり意識を覚醒させる毎日。
このあいだは、義母様の作業レッスンを完璧な二度寝でスルーしてしまい、こっぴどく怒られる始末・・
わかってはいるんですよ、頭では。


早寝しても起きれない体質。
言い訳できないときに限って失態するんですよね。
朝、得意ですか?

研修旅行~やっぱり胃で吸収する!!~

2013.12.14

そりゃ、食べるでしょう!
イタリア~ン
食事は今回の旅行の最大の楽しみ。
そして、食を学ぶのも研修のひとつ!

日本でも地産地消やスローフードという言葉が広まっていますが、
まさにその王道を学ぶべく、いただきまーす!!


昼夜の食事場所はほとんど行き当たりばったり。
名物料理が食べれる店を現地で聞く! これがおいしい地元のモノが食べられる秘訣ですよね。


パルマでは生ハム、チーズに始まり、
フィレンツェではオリーブオイルをたくさん使ったブルスケッタ、レバーのパテ、ビステッカ(ステーキ)、トリッパ(モツ煮込み)・・・
行く予定のなかった海沿いの町リヴォルノで、飛び込みで入ったレストランで食べたカッチューコ(シーフードの煮込み)は気が遠くなるほど美味!!


grape_75_2.jpg grape_75_1.jpg grape_75_3.jpg


grape_75_5.jpg grape_75_6.jpg


ローマでの最後の晩餐は、ラムのグリルやらムール貝やら。
grape_75_4.jpg grape_75_7.jpg


呑めない私は、もちろん最後はジェラートです。
grape_75_8.jpg


山では山の幸を、
海では海の幸を、
トマトとオリーブオイルベースってことを除いたら、日本と食材、調理法はとても似ています。
その地域ごとに名産があり、料理がある。
がんばりすぎる必要はなく、田舎の味を大事にするっていいですね。


そのほか、地方独特のパスタもピザも・・・

grape_75_9.jpg


ああ、書ききれないのが残念。
書いても伝わらないのが残念。

研修旅行~頭で吸収する!~

2013.12. 9

農業視察&まちづくりの研修ということもあり、産地産物の勉強は欠かせません!
見て聴いて学びます。


●パルメジャーノレッジャーノ


毎朝新しいチーズが生まれ、
枠にはめて成型したかたまりを塩水プールに入水。


grape_74_1.jpg


チーズって、ミルクの塩漬けなんだ!!
日本の漬物って感じだったんですねー。
その後、熟成させ検査に合格したものだけが"パルメジャーノレッジャーノ"の名前を背負って、世界中に出て行きます。


grape_74_2.jpg  grape_74_3.jpg


●バルサミコ酢


伝統的な手作りのモノは、数年かけての樽作りから始まり、仕込みから25年、濃縮されるたび小さな樽に移し替えていくそうです。


grape_74_4.jpg


この年月じゃ一代でできあがらないこともあるから、代々受け継いでいくとか。
卓上醤油サイズで約1万円也。
ほほーっ、購入断念。。


地域の文化も極めれば宝。
世界に名をはせるものづくり。
一日にして成らず・・・

研修旅行~とりあえず無事出発~

2013.12. 6

ここ数年農村生活をしてきた私。
11月末から10日ほど、久っしぶりのお出かけをしてきましたので、少々体験記を!


元来放浪好きな私、お勉強とはいえ、ひさびさの国外脱出に心弾みます。
今回は言葉がワカラナイ国(イタリア)ということでなおさらワクワク、食と文化と農村と人々、いろいろ見て聞いて全身で吸収するのです。


メンバー7名、私は空港で初対面。
決まっているのは大まかな旅行行程のみ!
とりあえずロストバゲッジに備え、スーツケースの写真を一枚、その後は到着まで寝る寝る寝る。。。。


grape_73_1.jpg


最初の到着地は、イタリア北部ミラノ。
でも残念ながら今回はここを横目にスルー。もったいなくって泣きそうですが、仕方ないです。
遠くに見える夜明けのアルプスがキレイすぎる!!


grape_73_2.jpg


何はともあれレンタカーで陸路を南下開始です。出足は順調。
目的地はパルマ、フィレンツェ、トスカーナの村々、ローマで~す。

    1
このページの先頭へ