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大分県宇佐市安心院(あじむ)の「宮田ファミリーぶどう園」からお伝えします。  ▼プロフィールはこちら

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新年度は寒波で始まる

2025.04.15

春だというのに、暖気と寒波と暴風が目まぐるしく行ったり来たり。
4月も寒波到来でのスタートでした。


このタイミングでの寒波は、新芽が霜の被害に遭ってしまい、非常によくないのです。
数年前にはガビガビに凍りついた新芽が枯れてしまい、ブドウの生育が半月ほど遅れました。そのため、本当なら夏休みのうちにぶどう狩りができるはずだったのに、9月にずれ込んで、結構困ったことがありました。


寒波から10日ほど経ち、霜にあたった畑でも全ての新芽が出揃い始めました。


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ああ、やっぱり先頭の芽は、縮れて枯れたりしてますね。
ただ幸いにも、早くに発芽した先頭が被害に遭っただけで、後から出た芽はセーフのようです...よかったよかった。


今日も雷雨と強風で、私自身も天候不順に対応しきれず、偏頭痛に襲われております。
なんだかスタートから不安定な日が続きますが、災害などない穏やかな年になることを祈りましょう。


霜の被害の芽はかわいそうにクシャッと丸まって枯れてしまいましたが、周りには元気な新芽があり安心したー

次世代との交流はつづく♡

2025.03.25

安心院町の特産である"ぶどう"の勉強に、地域の小学生が、昨年一年を通して来てくれていました。
その集大成として、秋には収穫体験をしましたが、そのとき食べたぶどうのお礼にと、冬の作業のお手伝いに来てくれました。
冬の作業は実も葉もなくなり、寒風吹く寒い屋外で行いますが、みんな頑張って畑の整備をしてくれました。


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大変さが伝わらない、地味な作業ですねぇ・・・。
こうした、目に見えない努力も必要なのですよ。


grape_539_2.jpg


自分の住む町の自然や食や特色を知って、将来の選択肢を広げてもらえれば、うれしく思います。
このような機会を提案してくださった先生方にも感謝です!

春はおあずけ

2025.03.21

ビニール張りや剪定などの冬の作業が、先週ようやく終わりました。
新芽が伸びるまで、パートさんたちも小休止です。


ぶどうの木も目覚め始め、あとは本格的な春を待つだけだな、と思った矢先の極寒。
九州でも最低気温が氷点下になる寒波で、暴風雪警報が出るレベルの冬に逆戻りですね。


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真冬でもあまり降らない雪が、うっすら積もりました


朝起きたら一面真っ白だし、庭の雑草も凍っていて、発芽を始めたぶどうが心配!!!
数年前、4月の遅霜のせいで、露地ぶどうの新芽がごっそり凍結して、枯れたことがありました。
その時は、全滅にはならなかったものの、新たな新芽が出るまで半月遅れました。


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土筆も早まった! と思ってるような悪天候も、今週までの予報


今は、ハウス内のぶどうが発芽時期です。
風雪にさらされることはありませんが、気温の低下で、柔らかい芽が凍りつくことがないよう願うばかりです。

古民家再生から地域再生へ

2025.03.17

園主が営む「ドリームファーマーズJAPAN」の活動として、古民家の再生・経営というものがありますが、このたび、二棟めが完成し、4月からの営業スタートが決定しました。


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(写真はサイトからお借りしました)


この古民家再生には、過疎化が進行したこの地域の、新しい町おこしの拠点としての意味合いもあります。
一過性のイベント的なものでなく、年間を通じて、半永久的な"行事"を継続していける拠点です。
人やモノや事が集まれる場所ですね。
新聞にも2度ほど取り上げてもらいました。
一般の宿泊施設として利用するのはもちろんですが、研修施設やイベントスペースとしても活用できます。


最近は、大学生と一緒に研修を兼ねて、古民家周辺の環境整備として、竹林や古道の整備をしました。


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古道の整備前


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整備後


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近くを散策してみるのもいいかも...


地域の協力と若い力がなければ、維持できない山林です。
こうした交流もあっての持続可能なシステムです。


現在、お試し期間中で、モニター利用をしてもらっています。
園主が自分でも宿泊して、改善点をチェックしています。
実験的な要素も多々ありますが、本当の何もない田舎(とはいっても日本なので最低限のものはある)で、ぼーっとしたり、ノマドしたり、研修したり、ユルイことしてみませんか?


▼ドリームファーマーズJAPAN ホームページ

作業服かそれ以外か

2025.03. 7

一年で300日余りをぶどう園の作業をしながら暮らしていますが、この年齢(江戸時代なら死んでたであろう)になり、「おや? なんだか毎日ボロ作業服しか着てないぞ??」と、日々の生活のワードローブに関して、ささやかな違和感を抱くようになりました。


園主は外交活動もしているため、ちょくちょく「明日は何着て行こうかな」なんてやっていますが、年中畑か直売所にいる私は、家から5km圏内でしか動いておらず、タンスの中身も忘れるほど、引き出しを開けていません。
でも、日々着ている『作業服』より『それ以外』の方がはるかに多い...。


そこで、作業服とは? と考えてみました。


私の場合、ぶどう作りは土を耕すことはないものの、肥料撒いたり、木を伐採したり、ハウスのビニール張ったり。
汗、土、肥料、薬品、その他諸々で、とにかく汚れる。
完全に『外作業』専用の服が必要。


年間かなりの日々お世話になる服。
『作業服』を買おうとすると、ホームセンターや某作業着系チェーン店などは、女性用は種類もサイズも少ないし、しかも、男性用と違って機能的なものも少ない。その上、あんまり可愛くなく(スイマセン)、男性用は重いのです。
かと言って、有名アウトドアブランドは高いし、すぐ汚すのは、もったいない。


「破れたら新しくしなさい」と、園主にも言われる貧乏性の私。
そうは言われても、なかなかしっくりくるものがないんだよ。


そういうわけで、『それ以外』の服から厳選して、作業用に下ろすことにしました。
新品でないから躊躇せず汚せるし、少し気分も変わるかもです。
その上、タンスの中の断捨離にもなっています。
なかなか出番の少なかった、もったいない服も、使用頻度が増えて浮かばれるってものです。


この冬は、スノボのウェアが防寒着で畑デビューしました。
もう雪山行かないし、たぶん...。


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冬は重ね着で、温度調節すると統一性なくて、カラフルですね...笑。
アウターは、先日作業服に下ろしました。


夏は汗だくで何度も着替えるし、店番のときはタイパンツが最近の定番です。


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