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淡路島でのカーネーション栽培のようすや、日々の出来事をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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農業機械展示会

2024.07.29

JA淡路日の出主催の農業機械展示会に行ってきました。
年に2回開かれるこの展示会ですが、新しい機械や試乗車など体験することもでき、毎回楽しみに足を運んでいます。


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ただ、少し残念なのは、わが家の作物としては、大きなトラクターは少し過剰であることでしょうか。
確かに大きなトラクターはかっこいいし、ちょっと乗ってみたいなあ、とは思うのですが...
残念ながら、わが家の温室には、サイズ的になかなか合わないんですよね。


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ちょうどいいサイズといえば、3馬力から9馬力ぐらいの小型の管理機でしょうか。


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ちょうど、6馬力前後の管理機が古くなり、少し使い勝手が悪くなってきたので、いろいろ探しているところです。
少し気になる機械もあるのですが、すき込み深さがもう5cmから10cm深ければ完璧なのですが。

実験中

2024.07.18

さて、定植を終えたハウスの中ですが、例年とは違う様相を呈している場所があります。
それはLEDの補光よる実証実験です。


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今は日照時間が長いのですが、1年を通して1日16時間の日照時間をキープすることによって、品質収量が向上すると言われています。

菊において開花時期を調整する電照栽培とは、少し理由が違います。
昔は、いわゆる裸電球やナトリウム灯のようなもので補光を行っていたのですが...数十年前の文献やレポート等を見る限りでは、カーネーションでは、あまり効果が現れてるようには思えませんでした。


ところが近年、光の波長に注目し、遠赤外線や近赤外線を効果的に当てることによって、栽培に好影響を与えるということが、実証実験の中で明らかになってきました。
カーネーションにおいても、数年前からこういった取り組みの実験が行われており、かなり注目されています。
以前、愛知県の農業試験場に見学に行った中でも取り上げていましたが、あちらの施設でも、LEDを用いた実証実験を行っておられました。


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今回の実証実験において、品質向上また増収の効果が見られることを期待しております。
イニシャルコスト・ランニングコストと合わせて計算し、増収増益の効果が見込めることが明らかになれば、結構な負担ではあるのですが、全室への導入も考えたいと思っております。

ようやく一段落です

2024.07. 8

いやー 毎日暑いですね。
その暑い中 日々作業をしておりましたよ。
そして なんとか改埴作業を植え付けまで終わりました。


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なかなかの 重労働の日々でした。
腰が痛い痛い痛い痛い。


とにかく日差し、暑さよけに寒冷紗を張り、白黒マルチで地温の上昇を少しでも抑えて熱暑対策を行っています。


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ただし マルチに関しては 穴あき の既製品なのですが うちの フラワーネットは7マスの並びとなっておりますので、8マス用の穴の開いたマルチだと、1つ分の穴がまるまる網の外に飛び出す形になります。
ちょっと見栄えはよろしくないですね。


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今年の苗に関しては...
可もなく不可もなくと言いたいところですが...
いや、可もなく不可もなくでは悪くて、本当なら全て良好ですと言わなければならないのですが...
プラグの地際に腐りが発生している苗が、若干見受けられました。
これに関しては、写真を撮って種苗会社にクレームを入れて、補填の話をしているのですが...


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あとは苗の様子を見つつ、上手に発根 活着することを願って、管理作業を行っていきます。
上手に活着すれば、1年間しっかりとした収穫が見込めますので、上手に活着するか否かに1年間の 生産量、また収入がかかっています。
非常に大変な作業です。

今年は、、、

2024.06.28

この時期、僕の大好きな果物の一つが「びわ」です。


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淡路でも、びわは古くから栽培されています。
ただ、やはり生産者の高齢化などにより、産出量は徐々に減りつつあります。
それでも、古くからのびわ農家の方々が育てるびわは、技術もあるのでしょうが、やはり一味違った味わいです。


blog_carnation1246_2.jpg  blog_carnation1246_3.jpg


ただ、今年に関して言えば、(びわだけではないのですが)多くの果樹に影響を与える存在がいます。
それはカメムシです。
暖冬の影響か、カメムシの越冬が多いそうで、淡路のびわもずいぶん被害を受けています。
ていねいに袋掛けされたビワの袋を外してみると、大きくぷっくりと育った果樹に小さな跡が...そうなると、当然出荷には向きませんので、お裾わけというような形で近所の僕たちに回ってくるわけですが...生産者としては非常に悔しいでしょう。
いつもお願いしているびわ農家の方のところでも、今年はずいぶんと被害が多かったらしく、予定していた量の半分ほどしか出荷できなかったそうです。


異常気象自体の影響も大きいですが、こういった虫害などの二次的な不具合のほども徐々に大きくなっていると感じる今日この頃です。

鏡張り

2024.06.25

水を張った田んぼに青空が鏡映しのようになっております。


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うん、良い景色ですね。


これが朝焼け夕焼けだったり、段々畑だったりすればもっと良かったのでしょう。
秋の実りの時期に一面黄金色っていうのも良いですが、この時期の田んぼすべてが鏡張りっていうのも素敵ですよね。


こう言ったちょっと素敵な景色を独り占めっていう感じは、農業やってる僕らの心のゆとりっていうか、ボーナスっていうところでしょうか。


日々の忙しい作業の合間に気づいた素敵な景色で癒されつつ、収穫の秋を期待しつつもうしばらくデスマーチを乗り切って行きましょう。

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